フライヤー・ノンフライヤー

注目の新家電「フィリップス・ノンフライヤー」

2010年欧州で発売を開始して以来、既に世界40カ国で販売し、累計販売台数は100万台を突破した人気家電がいよいよ日本に上陸! その実力をガイドが試してみました。

執筆者:戸井田 園子

世界40カ国で人気の「ノンフライヤー」

フィリップス・ノンフライヤー【HD9220】

フィリップス・ノンフライヤー【HD9220】


巷で話題を集めている「ノンフライヤー」。油を使わず揚げ物ができるということが、非常に高い関心を集め、発売前から予約が殺到するほどの人気ぶりとなっています。そんな人気製品をガイドも試してみたく、お借りしましたのでご報告です!


ノンフライができるのは「熱風循環」技術

フィリップス・ノンフライヤー

左:高速空気循環技術/右:エアーサーキュレーション技術 ※イメージ画像:メーカーリリースより

最大の注目ポイントは、製品名そのものにもなっている「ノンフライ」機能。フィリップスが、独自の技術として開発したのは、庫内で高温の熱風を高速で循環させる「高速空気循環技術」と、底部に配した「スターフィッシュ(ヒトデ)」形状により熱風の対流を加速させる「エアーサーキュレーション技術」。

最高200度にもなる熱風を上から下へ高速に対流循環させて食材全体を一気に加熱し、食品表面の湿度を3%まで下げることで、食材に含まれる油が表面をムラなく加熱できるとのこと。これらの技術により、サクサクの揚げ物料理が可能になっているのです。

この、熱と空気を強制循環させる方法は「熱風循環」と言い、身近なところでは、オーブンレンジに採用されている「コンベクションオーブン」と同様の加熱方式なのです。ノンフライヤーは、この技術を応用した揚げ物専用機と考えれば、イメージしやすいかもしれませんね。

 


操作は「温度」と「時間」の2ダイヤルのみ

フィリップス・ノンフライヤー【HD9220】

上のダイヤルが「温度」、中央のダイヤルが「時間」、右側の赤いランプが予熱完了のサイン

このマシンの魅力は、操作がシンプルで簡単なところ。上部にあるダイヤルでは、80℃~200℃までの温度設定ができ、本体中央にあるダイヤルで最大30分までのタイマー設定ができます。設定するのは、温度と時間のみ。まずは、温度を設定しタイマーを適当な分数に設定して予熱をします。設定した温度になると、本体正面にあるランプが点灯してお知らせしてくれますので、バスケットに材料を入れて指定の時間をセット。時間がくれば自動でOFFになり音で知らせてくれますので、あとは待つだけと非常に簡単です。油を用意するのに比べれば、本当に楽で助かります。

 

では、次ページで実際の調理の様子をご覧ください。
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