妻の働き方に合った保障を準備して
家族の生活を守るには、働く妻の保障もきちんと準備
死亡保障は、妻の働き方によって必要な保障額が違ってきます。パートとフルタイムでは収入が違うからです。ですから、まず、必要な保障額を計算します。以下にケースを2つ挙げました。両ケースとも、末子が独立するまであと15年(必要保障期間)とします。
■ケース1 パート勤務で月8万円の収入を得ている
8万円×12カ月×15年=1440万円
(保障額の目安:1000万~1500万円)
■ケース2 フルタイムで手取り月収15万円を得ている
月15万円×12カ月×15年=2700万円
(保障額の目安:2000万~2500万円)
定期保険か収入保障保険で準備すれば、家計に負担にならない保険料で死亡保障を準備できます。非喫煙者だと保険料が安くなるリスク細分型の商品を選べば、保険料はさらに安くできます。
子どものいない働く妻は、お葬式代程度の500万円くらいを用意しておけばいいでしょう。
医療保障は、働き方や子どもの有無に関係なく、入院日額5000~1万円を準備します。保障内容は入院と手術、先進医療が揃っていればいいでしょう。女性特有の病気による入院や手術の保障が手厚い、女性専用の医療保険でもかまいません。保障期間のタイプは、女性は長生きする可能性が高いので終身型が安心でしょう。
くれぐれも、妻の保障をおろそかにしないでくださいね。
【関連記事をチェック!】
生命保険料のムダ払いを防ぐ、かけ過ぎの見極め方
教育費に住宅ローン…家計が苦しいときの保険見直し術
再婚したら、保険の見直しはどう考える?
30代の生命保険は死亡保障、ガン・医療保障を手厚く!