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AJCクリエイターズコレクション展

上野の東京都美術館で開かれた 「AJCクリエイターズコレクション展2013」。2013年12月にはルーブル美術館地下の「ルーブル・カルーセルサロン」で特別展示することが決定。世界に通用するクリエーターの発掘へ。

執筆者:All About 編集部

AJCクリエイターズコレクション展 都美術館で開催

「AJCクリエイターズコレクション展2013」(主催・AJCクリエーターズコンテスト実行委員会)が2013年3月22日から27日まで、上野の東京都美術館で開かれた。

応募総数1,009点(8部門)の中から197点が入賞

2007年より毎年、箱根彫刻の森美術館で開催してきた「アーツJクラフツ展」を名称変更、併せて会場も今回から都立美術館に移して開催。コンテストの入賞作品展と招待作家の作品展示を同時併催することでスケールアップを図った。

また、今回のコンテストから優秀作品に内閣総理大臣賞と厚生労働大臣奨励賞が授与されることになり、23日の表彰式には全国から受賞者多数が出席し、それぞれ褒賞を受けた。

大賞受賞作品

大賞受賞作品(作者・川島宏子) コスチュームジュエリー部門



世界に通用するクリエーターの発掘へ

日本のクリエーターたちの活動を社会に広め、職業人としての育成と奨励、社会的認知度と芸術度を高めることを目的に、2007年度より実施している「AJCクリエーターズコンテスト」。今年度は8部門で1,009点の応募があり、その中から197作品が入賞した。

AJCクリエイターズコレクション展

授賞式で挨拶するコロネット江幡社長

なお、主催者発表によれば、今年のコンテスト上位入賞作品の中から約30点が2013年12月にルーブル美術館地下の「ルーブル・カルーセルサロン」で特別展示することが決定しており、23日の表彰式は特別の盛り上がりが感じられた。





「手芸を楽しむ愛好家は1,000万人いるといわれています。その中には工芸や芸術にまで進化したクリエーターもいますが、その活動は個人やグループに留まり、社会的な認知度を獲得するまでには至っていません。

AJCクリエーターズコンテストを通じて、国内のみならず世界に通用するクリエーターやアーティストが多数輩出するのが、われわれの願い」と語る主催者の取り組む姿勢は遠大だ。


銅賞までの上位入賞者 (敬称略)

■大賞(内閣総理大臣賞・1点)=川島宏子(作品名・オマージュ「私のクリムト」)
■金賞(厚生労働大臣奨励賞・1点)=大倉久誉((作品名・恋文)
■銀賞(日本生涯学習協議会賞・6点)=追立美幸(2点)/山本和子/新井愛子/早坂和子/島貫尚美
■銅賞(生涯学習認定機構賞・8点)=近藤京子/保坂悦子/道家太紀/腰本優子/有野世都子/亀井仁美/間山淑子/川島宏子


【情報提供元】
洋装産業新聞



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