東急ハンズが全国で展開中
東急ハンズの期間限定店舗「トラックマーケット」が今年も全国に次々オープンしている。
東急ハンズ トラックマーケット帯広店
「トラックマーケット」は、これまでのハンズ業態の大都市を中心とする出店戦略とは異なり、地方中規模都市を出店候補地とする期間限定・短期FC(フランチャイズ)形態の新たなビジネスモデル。
商業施設内の遊休区画やイベント会場などに出店し、人が集まる賑わいの拠点となり、街にニュースと活気を運ぶのがねらい。
また、東急ハンズ自らトラックに旬の商材を詰め込み、その地に赴くことで、これまで東急ハンズを体験することが難しかった地方へ、気軽に「ハンズ体験」してもらえる場を提供している。
「街」「場」「人」が元気になるプロジェクトが「トラックマーケット」といえる。
■今年にはいってからも全国でトラックマーケットを展開中。
◇帯広・藤丸百貨店(~5月26日/161平方メートル)
◇千歳レラ店《アウトレットモール》(~10月6日/171平方メートル)
◇中三デパート弘前店(~5月12日/277平方メートル)
◇福井・エルパ店《エルパブラン2F》(~5月19日/288平方メートル)
◇和歌山高島屋(~8月31日/208平方メートル)
◇宮崎ボンベルタ橘店(~5月31日/269平方メートル)
◇米子高島屋(4月2日終了)
このトラックマーケット は、すでにある「東急ハンズ」を移動可能な店舗として別途パーケージ化し、トラックで地方へ展開するという試みの新鮮さ、地域活性化への貢献などの点が高く評価され、「2011年度グッドデザイン賞」(受賞分類=ビジネスモデルのデザイン)を受賞している。
【情報提供元】
洋装産業新聞