「箱根湯寮」を体験レポート!
2013年3月27日にニューオープンした話題の日帰り温泉「箱根湯寮」。オープン当初より、「大人のための癒し空間」といった感じで、ガイドお気に入りの日帰り温泉なのですが、実際に体験した様子をリポートします。オープンから3年余りが経ち、食事処のメニューがさらにバージョンアップしたので、そちらも合わせてチェック!
築100余年の古民家材を利用した「里山温泉」
箱根湯本駅から送迎バスで約3分、緩やかな坂道を上り切った高台に木立に覆われてひっそりと佇みます。帳場や土産庵のある母屋を中心に、右手に大浴場である「本殿 湯楽庵 大湯」、左手に貸切個室露天風呂「離れ湯屋 花伝」が広がる、ふたつのエリアからなる造り。貸切個室露天風呂は、なんと首都圏最大級の19室もあるという贅沢さ! こうした日帰り温泉は、箱根はもちろん首都圏でも大変希少なので、期待感が高まります。緩やかな斜面に配された緑陰の露天風呂
まずは帳場から右手、中庭を眺めつつ大浴場「本殿 湯楽庵 大湯」へ。男女ともに168個のロッカーがあり、混雑しても不足する心配なし。内湯の奥には、広々とした露天エリアに6つの露天風呂が点在します。緩やかな斜面に沿って配されることや植栽が多いことから、他人の目をあまり気にすることなくゆったりと過ごせます。なかでもガイドのイチオシが「見晴湯」。最奥にある「見晴湯」は生い茂る木々の隙間から遠く函嶺洞門が見晴らせる絶景露天。木々を渡る風が心地よく、いつまでも浸かっていたくなる気持ちよさ。3本の自家源泉から豊富に湧出する、肌当たり柔らかな泉質のアルカリ性単純温泉です。