ロンバルディア・ゴシック建築の代表作
パヴィア修道院へのツアー
ミラノから南へ20kmばかり、日本人には懐かしい青い水田の広がるこの地域に世俗から孤立して建つパヴィア修道院。ここでは、現在も修道僧達が厳しい戒律のもと、自給自足の生活を営んでいます。この修道院はロンバルディア・ゴシック建築の代表作と言われています。歴史
1396年、時の領主ジャン・ガレアッツオ・ヴィスコンティが自分の先祖の霊廟として、この地に修道院の建築を始めます。1452年に修道院部分、そして1473年に教会部分が仕上がりますが、回廊やアーチ、正面の装飾等と言った現状の大きさの修道院としては、1507年に完成した事になっています。もちろん、それからも小さな手直し、装飾は修道僧の手によって繰り返し行われ、最終的完成は18世紀に入ってからとも言われています。1796年から始まったナポレオンのイタリア遠征により、この修道院もかなりのダメージを受け1810年には閉鎖を余儀なくされたそうですが、1866年から修復、再建され、現在に至ったそうです。
内部見学について
教会の入り口と教会内部は自由に見学出来ますが、祭壇、僧房への回廊、僧房へは、修道僧の案内の元、見学できるようになっています。入場は無料ですが、すべての見学が終了した際には、修道僧に対してお礼の寄付(心付け)をするようになっています。通常一人当たり5ユーロ程度とお考え下さい。服装について
現在も修道僧の生活する修道院。その中を見学する訳ですから、服装はノースリーブや短パンは厳禁です。夏の暑い時期は、くれぐれも服装にご注意下さい。■ツアー名 : ベルガモ・パヴィア修道院日帰りツアー
取扱会社:日通ペリカントラベルネット
http://www.pelican-travel.net/tourDetails_Opt.php?frCd=italy&tourCd=OPPAVCERT
■ツアー名 : パヴィア修道院・モンツァ
取扱会社: アーモミラノ
http://www.amomilano.com/tour_milano.html
※上記データは記事公開時点のものです。