あのオーストリア皇后も愛した 「スミレの砂糖漬け」
ウィーンで200年以上の歴史を持つオーストリア王室御用達のケーキ屋さん「デメル」。世界一有名なチョコレートケーキ、「ザッハトルテ」を世に広めたのがこのお店です。ウィーンを訪れたら、「デメルのティーサロンでザッハトルテを食べる」というのを必須課題にするのはもちろんのことですが、日本に持って帰れないケーキに代わって、お土産にしたいのが「スミレの砂糖漬け」です。
スミレの砂糖漬けは、スミレの花の形がそのまま残った砂糖菓子。箱を開けるとほんのりとしたスミレの香り、食べると金平糖のような舌触りで、小さな一粒から芳しい高級感がしっかりと口の中に広がります。
美の象徴として知られる19世紀のオーストリア皇后、エリザベートは、このおしゃれなお菓子が大のお気に入りだったそうです。
食後の口直しに一粒味わってみたり、紅茶やシャンパンに落として香りをつけたり、ケーキのデコレーションに使ったりと用途も様々。
由緒正しく、気品のある「スミレの砂糖漬け」は、スィーツを愛する大人の女性にとても喜ばれるお土産になると思います。
■DEMEL
・住所:DEMEL, Kohlmarkt 14, A-1010 Vienna
・電話:+43/1/535 17 17-0
・営業時間:9:00~19:00
・URL:http://www.demel.at/
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