音楽が故郷と呼ぶところ
ウィーン楽友協会(Gesellschaft der Musikfreunde in Wien)
ウィーン楽友協会は、クラシック音楽好きな人だったら絶対にはずせないスポットです。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が本拠地を置いていること、世界のコンサートホールの中でも珠玉の「黄金ホール(Grover Saal)」を有することで知られています。建物は1870年にオープンしました。その美しさと壮大さには目を奪われます。また、1872~75年にはブラームスが音楽監督を務めるなど、高名な音楽家たちが多数関わってきました。音楽の歴史を偲ぶにはもってこいの場所です。
黄金ホールの完璧なまでの音響効果は、まさに世界の頂点。音楽の振動を、聞こえる黄金に変えてしまうとも言われているほどです。かつて小ホールと呼ばれていた現在のブラームス・ホールは、楽友協会のオープン当時「真の宝石箱」と称され、大ホール以上に評価されるべきだとも言われました。
どちらのホールも、クラシック音楽ファンなら必見。内部を案内してもらえるガイドツアー(有料)でじっくり見学できますよ。
運と時期が良ければ、ウィーン・フィルの演奏を黄金ホールで聴くことができます。出発前に日本でチケットを購入できなくても、チケットオフィスで前日から立ち見席チケットが販売されることも多いようなので、ウィーンに着いたらまず楽友協会のチケットオフィス(建物は別)に行ってるのがおすすめ。
楽友協会の建物内部にはショップがあり、様々なウィーン・フィルグッズが販売されています。クラシック音楽好きな人へのお土産に最適!
■ウィーン楽友協会(Gesellschaft der Musikfreunde in Wien)
・住所:Musikvereinsplatz 1 , A-1010 Wien
・公式HP:http://www.musikverein.at
※上記データは記事公開時点のものです。