チリ人オーナーの、グルメも満足のペルー郷土料理店
Puca Rumi(プカルミ)
オリャンタイタンボにある大きな遺跡をぐるりと回ると、その広さとアップダウンに足はヘトヘト……。ランチタイムには、居心地のいいレストランで美味しいものをのんびりと食べたくなりますね。そこで今回おすすめするのが、Puca Rumi(プカルミ)という小さなお店です。周辺のどのお店もそうであるように、ここも非常に素朴な雰囲気のお店。遺跡を背にしてすぐ右手にあるので、すぐわかります。シンプルな内装ではありますが、テーブルクロスなどに温かみがあり、気持ちいい空間です。オーナーはチリ出身の男性で、お料理も自ら作っているんだそう。とても感じのいい方で、カタコトのスペイン語で話しかけたら、気持ちよく答えてくれました。ペルーが気に入って、移り住んだそうです。
いただいた料理は、アヒ・デ・ガリーニャ(黄色いトウガラシとチキンの煮込み)と、ロモ・サルタード(牛肉とフライドポテトとカラーピーマンを炒めた、ほのかな醤油風味の料理)など。ペルーの伝統料理です。特に気に入ったのがロモ・サルタード。ポテトとビーフの組み合わせはなかなか絶妙で、ご飯もすすむ味付けでした。
お腹がいっぱいになったら、石畳の小道をのんびり散策して腹ごなし。古代から続く水路と、今もそこに住む人々の営みを垣間見つつ歩いていると、まさに時間と空間を飛び越えてずいぶん遠くに来てしまったなぁ……と感慨深くなるのでした。
◆Puca Rumi(プカルミ)
・住所:Escaleras, Ollantaytambo, Peru
※上記データは記事公開時点のものです。