横スクロールのシューティングゲームの名作
R-typeシリーズはシューティングゲームファンを唸らせてきた名作です。その移植作品が、『R-Type Dimensions』。おすすめの理由はそのグラフィック。そして、完成されたゲームシステムです。Xbox Live アーケード版には、他の機種とは違い、いくつかの独自要素があります。
例えば、フルHDに対応したことにより、高解像度の美しい3Dグラフィックが楽しめることです。メカニックと生物が融合した独特なSF世界が3Dでさらに美しく表現されています。中にはグロテスクなデザインもありますが、今見ても、そのデザインには心躍らされます。これは対応テレビがないと楽しめないのですが、対応テレビがあるなら是非とも、この3Dバージョンをプレイして欲しいです。
もちろん、2Dでも楽しめますが、3Dでは多くの違いが発見できます。特にボスのドブケラの尻尾が光の軌跡を残していくのに驚きました。他にも、2Dでは黒い背景だったのが、3Dだと背景描写が追加してあるなど見所が多いです。
これは2Dや3Dでも同じですが、ビーム溜め「波動砲」でまとめて敵を倒したりできます。当時、この波動砲は大変斬新なアイデアとして多くのシューティングゲームファンを魅了したのですが、今、遊んでもその面白さが少しも色あせていません。ほかにもステージそのものが巨大戦艦だというのも大好きな設定でした。
初期作が発売したのは1987年。この頃から横スクロールのシューティングゲームの基本システムが完成していることに驚かされます。
今作では残機が無制限モードと、従来の残機3でプレイするクラシックモードが用意されています。無制限モードだと敵に倒されてもその場で復活できますので、シューティングゲームが苦手な人におすすめです。クラシックモードは従来の通り、死ねば復活地点まで戻されます。
ほかにも、ネットワークにも対応しており、ローカルで二人同時プレイ、ゴールドメンバーシップが必要になりますが、ネットワークを通してのプレイが可能です。
■R-Type Dimensions
メーカー:アイレム
公式ホームページ:R-Type Dimensions