SEGAの名作ゲーム デイトナUSA
デイトナUSAは1994年にリリースされたゲームセンター用のアーケードゲームです。リリースされた当時、世界で爆発的な人気を誇りました。しかし、当時のコンシューマーゲーム機のパワーでは再現をすることができず、隠れた名作となっていたゲームでもあるのです。デイトナUSAは日本ではあまり馴染みがないNASCARというレースをモチーフにしたレースゲーム。NASCARはいわゆる箱車のレースで、北米ではもっともメジャーなカテゴリとなっています。そのおかげもあっていまでも北米でもっとも売れたアーケードゲームとして記録を持っているとのこと。
18年ぶりの復活となる今回のXbox LIVE アーケード版はアーケード版をHD化しており、かつさまざまなモードが追加されています。HD化こそされていますが、当時のModel2基板によるやや粗めの路面などの全体の雰囲気はそのまま再現されています。
また、オンラインで対戦ができるようになったことが大きなトピックスとして挙げられるでしょう。2~8人で対戦可能となっており、アーケード版さながらの対戦が可能。しかも、オプションによってアザーカーを排除して純粋にレースを楽しむことができます。
走りながら歌う? 歌いながら走る?
もうひとつ、大きな魅力がカラオケモード。アーケード版当時から「日本一歌の上手いサラリーマン」こと光吉猛修氏がBGMを歌っていることで有名なタイトルでしたが、初級・中級・上級それぞれのコースで「The King of Speed」、「Let's Go Away」、「Sky High」の3曲がカラオケとして収録されているのです。もちろん、字幕つき。そういったエンターテインメント面だけではなく、レースゲームとしてもドリフトのクリッピングポイントを変更するときっちりとタイムに跳ね返ってくる上質なものとして仕上がっています。当時の熱狂を知っている人も、そうでない人も「We drift together, forever」ですよ。
■商品紹介
・タイトル:デイトナUSA
・メーカー:セガ
・公式サイト:http://amcvt.sega.jp/daytona/
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