他の戦争ゲームとは一線を画すリアルな描写
世界中で大ヒットするコール オブ デューティシリーズの5作目に当たるのがこの作品、「Call of Duty: World at War」。第二次世界大戦という世界最大規模の戦いをメインにした物語です。このゲームは日本ではPC、Xbox360、PS3版を含めて一切発売されていません。その理由と考えられるのは、舞台が第二次世界大戦だからです。物語構成は大きく二つに分けて、第二次世界大戦のソ連軍視点によるドイツ軍との激闘、そして、アメリカ軍視点での日本軍との太平洋戦争となっています。
日本兵が敵として出てくるので、さすがに日本では発売できなくなっています。では、ドイツはどうかというと、ドイツでもかなりの修正をされてようやく発売したような感じです。
しかし、世界で大ヒットしたシリーズの5作目には変わりありませんので、英語がある程度得意な人で、FPSが好きな人ならなんなく楽しめます。第二次大戦を描いていますので、ソロ・キャンペーンはその当時の大事な戦いを再現しています。
例えば、ナチス・ドイツがソ連への侵攻を開始して、ついにスターリングラードまでたどりつき、史上最大の市街戦となったスターリングラードの攻防戦。2001年、映画にもなっているので、知っている人も多いのではないでしょうか。
太平洋戦争のアメリカ軍と日本軍の攻防なら、沖縄戦が中心となっています。他にも、倒したはずのドイツ兵がソンビになって襲いかかってくるステージや、これは追加マップになりますが、日本兵がゾンビとなって襲ってくるステージなどもあり、さすがに日本で発売するのが難しいようです。
ただ、この手の戦争ゲームなら良くある話であり、アメリカの会社が開発したゲームですから、そういった視点にあまりこだわらないプレイヤーにおすすめします。
■商品情報
タイトル名:Call of Duty: World at War
メーカー:アクティビジョン
URL:http://www.callofduty.com/