お茶の間プレイは危険! きわどい描写も
アトラスが放つ衝撃の意欲作『キャサリン』。お勧め理由は、美しいアニメーションで描写される、二人の美女と冴えない中年男ヴィンセントが織りなすドロドロの三角関係と、パズル要素もあるアクションパートです。冴えない独身男のヴィンセントが二人のキャサリンに振り回される、アダルトチックな物語が魅力的。開発は女神転生、ペルソナシリーズでお馴染みのアトラスということもあり、非常にディープで独特な世界観が造られています。
一番のお勧め理由は、二人の美女キャサリンに言い寄られる中年男ヴィンセントを巡る愛憎劇のアドベンチャーパート。ドロドロの三角関係はまるでお昼のメロドラマを見ているかのよう。15歳以上対象ということで、きわどいエロティックな描写もありで、お茶の間でプレイするのは避けた方がいいかと。
ゲーム中には数々の選択肢があり、プレイヤーが選択することでその後のゲーム展開も変わってきます。特にメールでの彼女への返信は、ヴィンセントの命に関わることも。
もう一つのお勧め理由はアクションパートです。ヴィンセントは眠ると悪夢に襲われます。その悪夢の内容は、謎の悪魔に追われながらひたすら階段を上って行くという内容。しかも、足下の床が崩れていくので、立ち止まっても落ち着いて考えることもできません。階段までの道は、自分で作る必要があります。アクションゲームなのに、実際、遊んでみるとパズルゲームに近いです。
難易度の高さは、いつものアトラスゲームと同じなので難しいです。後半のステージは非常に頭を使わせてくれます。ですが、アップデートで難易度を簡単にすることも可能になったので、アクションや、パズルが苦手な人でも物語を楽しめるようになっています。
■商品情報
タイトル:キャサリン
メーカー:アトラス
公式HP:http://cathy.atlus.co.jp/