武田尚子の恋愛コラム/武田 尚子の恋愛情報

恋愛市場価値、自分で下げていませんか?(2ページ目)

「年齢」を免罪符にして、在りし日の自分の幻想を必死で他人に釈明するけれど、それって誰に対する言い訳なのでしょうか。本当は、自分が一番わかっているはず。恋愛市場価値、自分で下げていませんか?

武田 尚子

執筆者:武田 尚子

恋愛ガイド

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いい歳してまだ、「誰かに」幸せにしてもらおうとしているシンデレラ妄想癖

デートを数回重ねただけなのに彼女気取り、付き合うとすぐ結婚を匂わせる……という人、いないでしょうか。

□経済力と高学歴は男性を選ぶ上で最も重視する条件である
□付き合う=ゴールは結婚
□実家暮らし
□母親が専業主婦
□仕事をいつかは辞めたいと思っている
□友達より恋人が優先
□趣味・特技が無い
□ひとりでごはんを食べるのが苦手
□韓流ドラマorジャニーズが好き

3つ以上当てはまれば兆候あり。こういう人たちは、いつか王子様が現れて、自分を幸せな場所に連れて行ってくれると心のどこかで未だに信じています。はっきり言いますが、王子様はどこにもいません。

自分の仕事や役割に責任感のない女性が陥りやすい傾向にあります。なぜなら、『男』以外に自分の居場所が見つけられないから。だから、男性に依存するのです。ただし、自分が女であること以外の努力はしません。幸せにしてくれる男性=自分の生命維持のために相手に尽くすことができても、自ら相手に与えることは苦手。

昔はよかったものです。高度経済成長。頑張れば頑張っただけ報われる時代。
「おれが幸せにしてやる」なんて歯の浮くようなセリフを、男性が大見え切れる時代でした。

モテるのは、美しい女でも可愛い女でもなく、時代に適応できた女

恋愛市場価値

自分の価値と時代の流れには、常にアンテナをはるべし

しかし時は平成。男女雇用均等法が施行され女性が働くのは当たり前、経済不安、政治不安、高齢社会、将来の年金も危うい世の中。今は、「幸せになるために、戦力になってほしい」が男性の本音ではないでしょうか。

自分にない経済力や心のゆとりを相手に求めて、評論家となって男性を○×判定している女性は、時代の潮流からやや遅れていることは否めません。

「おれなんかいなくても君は大丈夫だ」とは、かつて女性にとって不名誉な言葉でした。しかし今は、このくらいの方がパートナーとしては頼もしいのではないでしょうか。最近の男性は、女性が働くことに肯定的であり、何よりも精神的自立を求めています。自分がいなくては生きていけなさそうな女性の今と未来の重責を一手に担ってやる!と無責任に言えるほど、現代の男性にはガッツも余裕もありません。

また、「頭の中が男だけ」というのも、高校生ならともかく自立した大人の女性としては少し余裕がほしいところ。自分だけの領域である、仕事、趣味などを持って、程よい距離感を楽しめるのも大人のたしなみではないでしょうか。男性の狩猟本能を刺激するくらいのしたたかさを身につけたいものです。

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