ビッグアウター5)マント系コート
今シーズン人気のマント系アウターもオーバーサイズな着こなしの仲間入りです。ポンチョに比べ、クラシックなムードが装いを格上げしてくれます。肩周りから裾にかけての丸みを帯びたボリュームがフェミニン。さらに、ニットやドルマンスリーブなどのややかさばる服の上にだって、マント系コートならアーム周りもゴワつくことなく楽に羽織ることができるのもありがたい。スッキリ足を演出してくれるから、冬のミニスカートルックに欠かせないアウターと言えそうです。男前シューズやニーハイブーツなどの旬な靴で、足元をアピールしてみて。
この冬ヒット中のビッグアウターの着こなしはいかがでしたか? 大きめに着ると太って見えそうという思い込みを打ち破ってくれるかのような、着やせメリットを実感できる着こなしが勢ぞろいしました。なぜそう見えるのでしょう? おしゃれスナップを見ても着ぶくれして感じられないのは、コート下に程良いゆとりがあるように見えるから。つまり、「これだけゆったり羽織っているのだから」という視覚上の引き算が働いて、むしろ実際以上に細く見せてもらえるのです。子どもがお父さんのジャケットをブカブカに羽織っていると、余計愛くるしく見える様子を思い浮かべてみると、イメージが分かりやすいかも知れません。
アウターでボリュームが出ているけれど、モコモコ着込んでいるようには見えないようにするには、手首を出したり、前を開けてインナーを見せたりと、内側のスペースを印象づけるのがコツです。四角いボクシーフォルムや、U字型ショルダー、丸みを帯びたマント系などそれぞれ異なる立体感あるアウターの中からお気に入りを見つけて、真冬の「着ぶくれバイバイ」コートルックを楽しんでくださいね!
【関連記事】
◆秋冬トレンドキーワード「ビッグアウター」
◆秋冬トレンドキーワード「ボリュームルック」
◆ボリュームファーで、グラマラスに目くらまし!
◆きょうも普段使い!ファーコート×デニムの最強コーデ
◆こう着れば冬のコートルックは太って見えない
◆「着やせダウン」技はモデルやエディターから学ぶ!
【ガイドの最新情報】
◆宮田理江 公式ブログ 「fashion bible」