GALAXY Note II SC-02Eを使ってみた
GALAXY Note II SC-02Eは、5.5インチディスプレイに、クアッドコア1.6GHz、Android OS4.1、RAM2GB、高速通信LTEに対応した、現時点(2012年11月現在)で最高レベルの性能をほこるスマートフォンだ。スムーズなスクロールとタッチ操作
クアッドコアとAndroid OS4.1の組み合わせは、OS4.0と比べると画面の切り替え、スクロール、ピンチインピンチアウトの追随性、文字入力パネルの反応などで、頭ひとつ抜けた操作感が体感できる。特にGALAXY Note II SC-02Eは、動作クロックも1.6GHzとなっているのも高速化に一役かっている。使い始めると、どんどんおもしろくなるペン機能
GALAXY Noteは、タッチ操作のほかに、ペンを使った操作や紙のような手書きができるのが大きな特徴だ。とはいえ、初代のGALAXY Note SC-05Dではペン機能は想定より使われなかった。そのリサーチを活かして、GALAXY Note II SC-02Eは、多くの改善が施されている。高速化とOS4.1により、殴り書きのような速い筆記でも、しっかり追随して認識できるようになっている。GALAXY Note II SC-02Eは、ただ手書きできるのではなく、紙に書いたときのようにしっかり手書きできる。
・初めてでも使える魔法のガイドAir View
GALAXY Note II SC-02Eのペン機能には、ペン先を画面に近づけるだけで操作できる Air View機能が搭載された。フォルダの中身やメール本文がみることができるが、もっとも役立つのが、Sノートでのガイド機能だ。アイコンの上にペン先を近づけると機能名が表示されるのだ。ペンをつかった文書や資料の作成、お絵かきなどで、アイコンにペン先を合わせるだけで機能がわかるので、操作に集中できるのだ。
・画像の取り込み、加工もスピーディで自由度が向上
GALAXY Note II SC-02Eは、カメラの撮影画像や保存されている画像、クリップアート、図形などを取り込んで貼り付けることができる。写真は取り込み時にエフェクトを使い線画やカラー効果を加えてペーストすることもできる。
画像をペンで囲んで切り取ることができ、切り取った画像は、Facebookに投稿したり、貼り付けたりすることができる。
このほかにもペンをつかって、テキストを選択したり、通常の操作をしたりできる。手で画面にふれられないときでもペンでタッチ操作をすることができるのもGALAXY Note II SC-02Eのメリットだ。
2画面同時に見ながら使えるマルチウィンドウ
GALAXY Note II SC-02Eは、RAM 2GBを搭載しており、動画などを見ながら、ほかの操作もできる。2つのアプリを1画面で同時に使えるようにしたのが、マルチウィンドウだ。設定のディスプレイからマルチウィンドウにチェックを入れ、戻るキーを長押しすると画面左にアプリランチャーが表示されるようになり、マルチウィンドウを利用できるようになる。
使い方は簡単だ。左のランチャーで使いたいアプリを選んで、画面中央の上下どちらかにドラッグすれば2つのアプリを1画面で使うことができる。
モーションや操作支援機能もサポート
GALAXY SIIIで搭載されたユーザーの支援機能は、GALAXY Note II SC-02Eにも搭載された。画面を見ている間は画面をシャットダウンしないスマートステイ、身体を横にしたときに顔の向きを認識して画面が横表示にならないように抑制するスマートローテーションに加え、画面をなぞってScreenshotが撮影できるなど、便利なモーション機能も満載されている。
GALAXY Note II SC-02Eの電池持ち
スマートフォンは、機能はすばらしいものの、電池持ちが悪いと言われ続けてきたが、GALAXY Note II SC-02Eは、もう電池持ちが弱点とは言えないだろう。3100mAhと4000mAh以上のタブレット端末には及ばないが、1年前のスマートフォンの2倍ものバッテリを搭載し、バッテリ持ちはタブレットに近いといっていい。もちろん、GPSや音声通話、SNSやテザリングの連続使用など激しく利用すれば、3100mAhといえども電池は切れるだろうが、そうしたケースでも予備電池を1つ用意しておけば安心だろう。
GALAXY Note II SC-02E