リビングに合うアートは、どこで買える?
リビングの壁に、出しゃばりすぎず、それでいて印象的なアートがあれば、インテリアは確実にランクアップします。そんなふうに部屋の雰囲気を変える力を持つアートを取り入れたい、と思ったとき、どこに行けばいいのでしょう。ヴィグロワは、Vi(美)+glow(輝く)+wa(輪)、美しく輝く輪を意味する造語。世の中に絵画やアート作品を扱うギャラリーは数あれど、インテリアとの調和まで考えて提案してくれるところは、そう多くありません。茗荷谷のヴィグロワは、インテリアに馴染むアートを紹介してくれる、インテリアにこだわる人のためのギャラリー。左上は普段のギャラリーのイメージ、その他は今回お邪魔した個展の様子です(写真提供(左側):ギャラリーヴィグロワ)
茗荷谷のギャラリーヴィグロワは、「インテリアに合うアート」をコンセプトにしたギャラリーです。敷居の高いギャラリーではなく、もっと気軽な、ショップに近い感じ。「リビングに合うアートが欲しいのに、買えるショップがなかった」というオーナーの経験から、様々なライフスタイルに合わせたアートを取り揃え、有名無名を問わず、絵画、写真、版画、現代アート、オブジェ等を展示・販売しています。
ギャラリーヴィグロワの「Rikke Darling展」で見つけた
インテリアをランクアップするアート
Rikke Darlingさんのアートは、インテリアとの調和を考えて描かれているから、壁を上手に使えるようになりたい人には特におすすめ。インテリア上級者なら上級者なりの楽しみ方がありますし、初心者にもハードルは高くない、1枚あると便利な「使える」アート。右上は作者のRikkeさんです(写真提供:ギャラリーヴィグロワ)
そんなヴィグロワで現在開催されている個展、「Rikke Darling/Northern Lights」(2012年9月30日まで)は、インテリア上手を目指したい人必見の展覧会です。北欧のオーロラから触発された有機的な線と、吸い込まれるような光の表現が特長の彼女のアートは、リビングに馴染みやすく、それでいて個性的。インテリアのランクアップは間違いありません。
Rikkeさんのアートは、キャンバスをそのまま壁に掛けるスタイルです。キャンバスの側面にもモチーフが描かれていて、複数枚を並べると、それらがつながって壁全体が大きなアートに見えてきます。一枚でも映えるし、複数枚ならインパクトが増す。そんな印象をRikkeさんに伝えたら「まさにそれが狙いなんです」と、彼女が描く絵とインテリアの関係について教えてくれました。