東京八景/太宰治 著

■作品のあらすじ:
大学進学の為に上京し、暮らしはじめた東京での10年ほどの間の出来事を、32才になる太宰が「青春への決別の辞」、「一生涯の、重大な記念碑」として振り返ってつづった作品です。

心中未遂、共産主義活動、遺書としての執筆活動、自殺未遂、入院、薬物中毒、再び心中未遂、離婚といったどん底生活から、本気で文筆生活を志し、「一個の原稿生活者」として歩み始める様子が描かれています。

■おすすめの理由やエピソード:

副題に「苦難のある人に贈る」とあるのですが、太宰が暗い状況から、再起して行く様子は読む人に励ましを与えるかも知れません。あらたに家庭を持ち、文士として足場を築き始めた太宰の筆は、心なしか弾んでいるようにも感じられ、読後、清々しい気持ちになります。



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