メーカー別特徴
2012年時点で、家庭用精米機を取り扱っているメーカーをご紹介します。
■象印
3つのラインナップがあり、定期的に新製品も発売しているメーカー。ゆっくり圧力をかけて循環するため、圧力式でも米が高温にならず米の劣化も少なく、米屋のような精米ができるのが特徴。性能が高い分、内部の構造が複雑になるため、製品はやや重く、価格もやや高くなります。分づき米(3分・5分・7分のみ)や、無洗米、白米をリフレッシュするコースなどを搭載。ボタン式で操作がしやすく、お手入れも簡単で運転音も静かと、使い易い一台です。
※メーカーサイト:家庭用精米機
※代表機種:つきたて風味【BT-AF05】圧力循環式
■タイガー
最近新製品は発売していないが、量販店で常に取り扱いがあるメーカー。胚芽米・無洗米・分づき(3分・5分・7分のみ)、白米をリフレッシュするモードなど定番の機能は搭載されている。ぬかボックス・精米かご・かくはん棒は、本体から簡単に着脱でき、お手入れがラク。
※メーカーサイト:精米機
※代表機種:RSE-A100
■山本電気
モーター専業メーカーが手掛ける、和食料理人・道場六三郎プロデュースの精米機。マイコンで精米スピードを調整し、温度上昇と米の欠けや割れを抑えます。胚芽を残す胚芽米はじめ、分づき(2分~8分)など、10種類の精米が可能。シンプルな構造で、お手入れが簡単なのが◎。コンパクトでデザインもキレイなので、キッチンに出したままでも絵になります。
※メーカーサイト:MB-RC23
※代表機種:匠味米・C23シリーズ【MB-RC23】かくはん式
■ツインバード
モーターのパワーにより精米スピードが早くなり、スピードも調整可能。コンパクトでスッキリしたデザインに、コードリール付きでスッキリ収納可能。タイヤル式で操作が直観的にできる。ぬかボックス・精米かご・かくはん棒は、本体から簡単に着脱でき、水洗いできるので衛生的。価格が安いタイプもあり。
※メーカーサイト:精米機
※代表機種:精米御膳【MR-E750W】かくはん式
■サタケ(株式会社サタケ)
日本で最初の動力精米機メーカーとして創業した、精米機のトップメーカー。米に負担をかけずに精米できる独自のすりばち型の網が特徴。シンプルな構造でコンパクトなので扱いやすい。
※メーカーサイト:家庭用精米機
※代表機種:マジックミル【RSKM5B】かくはん式
■エムケー精工
手頃な価格の小物家電が充実しているメーカー。白米をリフレッシュできる「米とぎ」コースもあるので、日々の精米は問題なし。しかし、胚芽米ができなかったり、分づき米は5分と7分のみとなります。精米機を手頃な価格で導入したい人におすすめ。
※メーカーサイト:家庭用精米機
※代表機種:新鮮風味づき【SM-500W】対流式(かくはん式)
■水田工業
農業機械を制作しているメーカーで、精米機もいくつかのラインナップがあります。最近は量販店でも取り扱いがあり、手に入りやすくなりました。おすすめは「米びつ兼精米機」。玄米を入れておけば、常に自動で8合が精米されている状態になるため、都度精米する必要はなく、米びつのように食べる分の合数ボタンを押せばOK。その後は、使った分だけ精米される全自動タイプ。玄米の保管場所と精米機が一緒になるのも、うれしいメリットです。
※メーカーサイト:家庭用精米機
※代表機種:マイコン精米機・米っこ蔵【MH-100R】
■みのる産業株式会社
農業機器を制作しているメーカー。楽天などのネットショップで購入可能。こちらも精米機と米びつが一体になっているタイプで、玄米を保管できるのが便利。ダイヤルで精米度と精米量を選ぶと、精米が自動スタートします。12kg用の他、21kg用もありますが、環境によっては玄米に虫がつくこともありますので、消費量に見合った大きさを選んで下さい。
※メーカーサイト:精米機
※代表機種:家庭用米びつ精米機【HRP-126】