読み取りと同時にクラウドへ転送もできる
ユーティリティソフト「「Document Capture Pro」ではスキャン後の動作などが設定可能
「Document Capture Pro」の「スキャン」ボタンで文書を読み込むと、ウインドウ内に読み取った文書が表示されます。あとはツールメニューにある「Scan To メール」や「Scan To プリント」ボタンを押せば、簡単に文書をメールに添付したり、コピーすることもができます。また、EvernoteやGoogleドキュメントへのアップロードも可能です。
スキャン後にEvernoteにアップロードする設定もできる
「スキャン」メニューから「ジョブの設定」を選ぶことで、ジョブリストの作成ができます。そのジョブ設定画面では、文書はPDF形式で保存し、Evernoteにアップロード、パソコンにはPDFを残さず削除する、といった設定がつくれるのです。
あとは作成した設定を「ジョブに割り当て」で選んでおけば、本体のスキャンボタンを押すだけで、自動的にクラウド連携などが可能です。
片面スキャンで読み取り速度は遅いがノマドワークには最適
付属のキャリングポーチにいれて携帯できる
また、読み取り機構が片面のみのため、両面プリントされた文書をデジタル化するためには2回通す必要があります。
しかし、これらは決して欠点ではありません。ノマドワークのお供として、また出張時の携帯するアイテムとして、「DS-30」は非常に魅力的な製品だといえます。どこででも、高品質で文書のデジタル化ができる、非常に優れたツールだといえるでしょう。
【関連サイト】
エプソン DS-30