男のこだわりグッズ/大人の遊び心とセンスを発揮する

持ち歩きやすさと扱いやすさを両立させた旅持ち茶器

旅には、茶器を持って行くと、それだけでワクワクした気分が倍増するものです。それがコンパクトに持ち歩けて、実際に使う時には普段使っている茶器と変わらないサイズなら最高です。キハラの「旅持ち茶器」は、そんな誰もがカジュアルに使いこなせる、気軽に旅に連れて行ける茶器です。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド

どこででも好きなお茶が淹れられるのは、いつの時代でも楽しい

旅持ち茶器01

キハラ「旅持ち茶器」7350円

旅先でもおいしいおちゃをいただくには、茶器を持って旅に出る。でも、それ以上に楽しいのは、旅先で見つけた美味いお茶を、その場で楽しめます。その楽しみは、昔から共通していたと見えて、旅用の茶器はかなり古くから存在します。
旅持ち茶器02

急須、茶杯二つ、茶缶、茶巾が、この巾着袋にすっぽりと収まり、このままカバンに入れておける

旅用の携帯茶器の基本は、急須の中に茶杯を収納して、それを巾着袋に収納して持ち歩けるようにしたタイプ。キハラの「旅持ち茶器」も、その伝統的なスタイルを踏襲しています。このスタイルの良さは、茶器を無理に小さく作る事なく、通常のサイズのままコンパクトに持ち歩ける事でしょう。急須に把手のない宝瓶を使うのも基本パターンですが、日本茶の場合、熱湯は使わないので、宝瓶で十分なのです。氷出しとかも楽しめますし。

通常のサイズの茶器をコンパクトに纏める

旅持ち茶器03

急須の蓋を逆さまにして茶缶を乗せると収まりがとても良い

この「旅持ち茶器」を使っていて、好きだなと思ったのは、収納時に宝瓶の蓋を逆さにして、その上に茶缶を乗せる収納時のスタイル。これで、キレイに上部が平らになって、しっかりと全体を纏めて収納できます。茶巾で包んで巾着袋に入れるという二重に包むスタイルも、カバンに放り込みやすいし、そのまま持ち出す事も出来て、良い感じです。
旅持ち茶器04

茶杯は急須にぴったりと入る。大振りなのでたっぷり飲める

茶杯が、こういう旅用の茶器としては大きめなのも良いですね。お茶は、ゴクリと飲みたい物なので、あまり小さな茶杯だと味気なく感じてしまいます。まあ、温度を低めに入れたお茶を少量、舐めるように飲むと、強く甘味を感じたりするのですが、それはお茶の味というより、人間の味覚の問題です。お茶をお茶として味わうなら、ある程度の温度で、しっかりと飲める分量で味わいたいものです。その意味でも、この茶杯のサイズは悪くないのです。


次のページでは実際にお湯を沸かして飲んでみました。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます