ペプシコとの提携で長期的な成長へ
最近のニュースとしてはなんといっても世界2位の食品飲料品メーカーであるペプシと戦略提携する合意を発表したことです。2012年3月31日にこの取引が完了しました。具体的には康師傅の飲料部門子会社の康師傅飲品は5%の株式をペプシに譲渡する代わりに、ペプシコーラ中国法人のノンアルコール飲料ボトリング業務を完全取得しました。また、ペプシは2015年までに康師傅飲品の持株比率を20%に拡大する権利を持っています。中国は2015年に米国を超え世界最大手の飲料市場になります。康師傅はペプシとの戦略提携によって実力を強化し、中国市場での優位を保ち、市場の拡大に従って長期的成長を続ける可能性が高めました。康師傅は事業環境に恵まれ、経営能力も高い優良企業です。今後も中国消費市場拡大の波に乗って即席麺と飲料部門が業績を牽引する形で、成長を続けるだろうと思われます。
参考:中国株通信