空き巣は入る前に下見を行い、まずチャイムを鳴らす
インターホンが鳴って玄関に出てみたら誰もいなかった、という経験はありませんか? 実はガイドYuuにも、そのような経験があり、間違いか、ピンポンダッシュのいたずらかと思っていたのですが、もしかしたら空き巣に下見をされていた可能性があります。空き巣の留守の確認方法は?(財)都市防犯研究センター調べ
(財)都市防犯研究センターの調査によると、多くの空き巣は入る前に下見をして留守を事前に確認、その確認方法として約45%がインターホンで呼んでいるそうです。
インターホンを鳴らせば留守かどうかが簡単に分かりますし、何より相手から姿が見えないのでリスクが小さい、空き巣にとって都合のいい確認方法になっています。
カメラ付きインターホンでも、古いタイプの場合は映す範囲が狭いので、身を隠しやすい。
防犯意識が高まっている現在、来客の顔を見てから玄関ドアを開けたいという人は多く、カメラ付きインターホンへの交換リフォームを希望する人が増えています。また現在すでに取り付けている家でも、古いタイプは映す範囲が狭いので死角が多く、身を隠されてしまうと見えません。
映す範囲を事前に確認して、工事は古い配線を使えばとても簡単
最新のカメラ付きインターホンは、左右が広く映る広角タイプがあり、身を潜めている空き巣もしっかり映ります。加えて、上下も広いタイプなら背が低い子供の顔も確認できるなど、交換の際にはカメラが写す角度や範囲を確認し、より防犯性を高めたい場合は、映る範囲が広いタイプを選びましょう。住宅内に設置された無線LANを使用して、スマホやタブレットがテレビドアホンになるタイプ(ROCOワイドスマホ/アイホン)
カメラ付きへの交換リフォームは、現在インターホンが付いていれば、その配線を利用して取り付けができます。工事は機器の交換だけなのでとても簡単、1日以内で完了します。
最近ではワイヤレスのモニターの増設の他に、住宅内に設置された無線LANを利用してスマホやタブレットをテレビドアホンにできるタイプもあり、ベッドサイドやキッチンでも手軽に来客の顔の確認をすることができます。
賃貸マンションやアパートでも簡単取り付け、ワイヤレスカメラ
賃貸アパートやマンションなど、カメラ付きインターホンへのリフォームが難しい場合には、玄関ドアに引っ掛けて固定するだけで、外の様子がわかるワイヤレスモニターがあります。上はパナソニックのドアモニターで、無線で接続するので、配線工事は不要。電池を入れたユニットを玄関ドアの上部に引っ掛けておくだけで、室内モニターやスマホ、タブレットに来客の姿が映ります。
面白いのは、チャイム連動式で、登録することで、チャイム音を検知して来訪者を自動で画面表示する機能があること。ただし取り付けは外開きドアのみで、引き戸と内開きには取り付けできませんので、注意して下さい。
カメラ付きインターホンの取り付けリフォームは、手軽にできて防犯効果が高いので、空き巣に入られる前に早目に対策しておきましょう。また家全体の防犯対策については、下記で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
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