タスク
スマートフォンは、同時に複数のアプリを同時に動作(マルチタスク)させることができます。たとえばメールを受信しながら、写真を撮り、文章を書いたりと、複数の作業を同時に処理できます。すなわちスマートフォンでは常に複数のアプリ(タスク)が動作しているわけです。しかし同時に複数のアプリが動作できることは便利ですが、動作しているアプリの数だけメモリとプロセッサの処理を必要とします。処理が終わっても、そのままにしておくとアプリは起動したままになり、本体全体の動作を遅くするケースもあります。
アプリ(タスク)が複数動作しているスマートフォン
そんなときは、Play Store(Androidマーケット)からタスクキラーやタスクマネージャーといったアプリをインストールして、利用していないアプリ(タスク)を終了させると本来の動作速度に戻すことができます。
アプリキャッシュ
アプリは動作をアプリキャッシュというところに記録して、同じ動作した場合にその動作を速く処理する機能を持っています。たとえば、連絡先にアクセスして宛先を1度探すと、2度目からは連絡先にアクセスせずにキャッシュの宛先を利用することで、1回目より速く作業できるようになるわけです。ただ便利なアプリキャッシュも、記録するメモリ量が増えてくるとアプリの動作が重くなってきます。1つ1つはそれほどでもなくても、スマートフォンは複数のアプリが同時に動作するので、アプリキャッシュが大きくなってくると、今度はスマートフォンの動作自体も遅くなることがあります。
アプリを使えば溜まっていくアプリキャッシュ
もともとキャッシュデータは、頻繁に使うデータを最適に利用することで効果を最大に活かせます。古くてもう使ってないデータまで記録しておくのは効率が悪く、そのためにスマートフォン本体の動作まで遅くなってしまうのでは本末転倒です。
そこで、もう使ってない古いアプリキャッシュのデータを適宜クリアすれば、スマートフォン本来の動作速度に戻せるわけです。これをキャッシュクリアといいます。
キャッシュクリアの方法は簡単です。
1. Play Storeで「キャッシュクリーナー」や「タスクマネージャー」などで検索し、アプリをインストールします
2. キャッシュクリーナーアプリを起動してすべてのアプリキャッシュを削除する
キャッシュクリーナーアプリを使えば、アプリキャッシュをクリアして動作速度を回復することができる
オート機能を持ったアプリもあり、それ使えばアプリキャッシュを自動削除することもできるので、スマートフォンを定期的にリフレッシュして使うこともできます。