復職しても、おっぱいを

出産後の復職。仕事にスムーズに戻れるかしら、赤ちゃんは保育園に慣れるかしら、お休みしないですむかしら。いろんな不安と期待がいっぱいですね。まず、皆さがいちばん悩むポイントは、母乳を続けるかどうか。仕事をするからといって、母乳をやめる必要はありません。むしろ、母乳を続けていた方がラク、というのは、別の記事でもくわしく書いた通り(『仕事と母乳、両立は可能?』)。

赤ちゃんの心の安定のためにも、おっぱいはとても大きな役割を果たしています。仕事に復帰したとたんに、子どもが熱を出して……という話、よく聞きますよね。この時期の発熱は、精神的なものも大きいのです。仕事との板挟みというつらい思いをしないためにも、復帰直後だけでも母乳をキープしておくことを、私はオススメしています。

とは言え、おっぱいをあげることがお母さんの負担になってはタイヘンですよね。では、どうしたら、母乳を続けつつ、らくらく両立できるのでしょうか。

家事はゆるーく考える

先日、私たちの青山ショップで開いている母乳相談にいらしたお母さんおっしゃいました。「私の友人は、母乳を続けながら仕事をしていたんです。ところが、とても大変で断乳したそうです。それを聞いたら不安になってしまって……」

このお友達は、家に帰ったら、赤ちゃんがずっとおっぱいを離してくれず、何もできなくてとても大変だったんだそうです。確かに、帰ってから寝るまでずーっとおっぱい。お休みの日も一日中おっぱいでは大変そうですね。
ゆるく考えてみよう

ゆるく考えてみよう



「その方って、すごくまじめな方なんじゃないですか?」
「あっ、そうですそうです!」

そうなんです。まじめな方、仕事ができる方にありがちな落とし穴がこれ。仕事も母乳も家事も、全部いっしょうけんめいやろうとされていたのですね。

この方の場合、おそらく、家に帰ったら、ご飯を作ったり掃除をしたり、しっかり家事をやろうとしていたのではないかと想像します。おっぱいもさっさと飲んで、早く離してほしい。早く寝てほしい。そんな風にいらいらした気持ちは、赤ちゃんにも伝わるものです。結果として、赤ちゃんはいつまでもおっぱいから離れてくれない、つらい、となるわけです。

最初の気持ちを変えてみたらどうでしょう。

「ご飯が作れなかったら、夫には自分で作ってもらえばいいわ」
「掃除できなかったら、また明日でいいわ」
そのくらいにゆるーく考えて、のんびりおっぱいをあげていた方が、赤ちゃんはすぐに満足するものなんです。


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