おっぱいは、ママが休むためにある!?
おっぱいは、もちろん赤ちゃんのためのもの。でも、実は、お母さんのためのものでもあるのです。母乳を飲ませているとき、眠くなった経験がある方、いらっしゃいませんか?
かく言う私も、その一人。長男のおっぱいの時に、眠り薬を飲まされたみたいに、眠くて眠くてたまらなくなった覚えがあります。
実はこれは、ホルモンのしわざ。おっぱいを出すホルモンは、お母さんをリラックスさせるホルモンでもあるんです。
ということは、おっぱいを飲ませることで、お母さんもリラックスできるということ。おっぱいは、お母さんのためでもあるんですね。
するとしないとでは大違い「添え乳」
忙しいママのために、ぜひ使ってほしい技があります。それは「添え乳」。お母さんが横になった状態で、赤ちゃんに添い寝しながら授乳するという方法。なんだかお行儀悪い、なんて思わないでくださいね。これをマスターするかどうかに、夜の授乳が楽になるかどうか、がかかっているのです。
そうじゃなくても、仕事と保育園と育児をうまく回そうとどこかで緊張しているママ。夜くらいゆっくり休みたいですよね。それなのに、夜中も赤ちゃんがおっぱいをほしがるたびに起き上がって授乳するのは、大変です。でも、添え乳であれば、お母さんは寝たまま、胸を出して赤ちゃんを引き寄せるだけ。起きなくてすむので、らくちんなのです。
ちょっと赤ちゃんが大きくなれば、お母さんが目を覚まさなくても、自分で(!)、胸を開けて、飲んでくれたりもします。
添え乳実演中
らくちんおっぱいに添え乳はマスト。夜もぜひ、授乳しやすい服、できれば赤ちゃんが自分でおっぱいにたどり着ける服で寝てください。
おっぱいは生活の一部
添え乳に限らず、おっぱいは、本当は生活の一部。家にいて育児に専念してるときは、「さあ、おっぱいの時間」と思いながら授乳していたかもしれません。でも、「さあ」なんて思わないで、自然に無意識にあげられるのが理想のおっぱいライフだと、私は思います。だって、生活の一部なんですから。そういう意味では、お仕事に復帰されることは、より自然で理想のおっぱいライフを手に入れるチャンスとも言えます。ぜひ、復職しても、楽しいおっぱいライフを送ってくださいね。