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カーオブザイヤー2011の『10ベストカー』が発表!(2ページ目)

今年も日本カー・オブ・ザ・イヤーの時期になった。昨今の情勢を反映し、ノミネートされたモデルは国産車・輸入車で傾向が大きく分かれた。果たして、どんなモデルが出揃うのか?

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

ダークホース登場。輸入車部門は、プジョーとボルボのガチ勝負?


■フォルクスワーゲンパサート

アコード級の大柄なボディを1.4リッターエンジンで過不足なく走らせる技術にウナる。価格も相当魅力的だ。輸入車ならではの「華」に欠けるあたりが減点材料か?

■メルセデス・ベンツCクラス

このクルマはマイナーチェンジなので、デミオと同じく普通なら10ベストに残らない。されどあまりに完成度が高いため、10車種に残した選考委員も多かった。すでに大健闘です。

■BMW1シリーズ

期待値を大幅に上回る仕上がりとコストパフォーマンス。8速ATや1.6リッター過給エンジンで燃費を稼ぐというコンセプトも文句なし。強いて言えばフォルクスワーゲンパサートと同じく地味か?

プジョー508

407と607の後継モデルとなる508。ディティールのクオリティに加え、基本装備の充実と374万円という価格が評価大

■プジョー508

今年のダークホース。とにかくクルマの仕上がりが良い。インテリアの質感も高い。ナビまでフル装備して374万円という価格設定は見事。ボルボS60と輸入車の1位(インポートCOTY)を争うことになるだろう。

■ボルボS60

このクルマも力作である。プジョー508と同じく、アコード級のボディに1.6リッターの過給エンジンを搭載。さらにボルボの場合、自動停止ブレーキを装備するなど安全面も強くアピール。デザインだって良い。

日本COTYは11月18日に10ベストカーを集め最終試乗会を行い、その後に投票。12月3日(土)の東京モーターショー会場で結果が発表される。本命に日産リーフ。インポートCOTYはプジョー508とボルボS60のガチ勝負になると思う。
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