捨てる前に検討したい!ソファを張替えで蘇らせる方法
気に入ったソファは長く使いたい!
ソファの張替え依頼は増加中!
「木の家具に出会う カンディハウス五反田ショップ」の記事でも、古くなった家具に手を入れて再生させる動きを紹介しましたが、最近は傷んだ家具をメンテナンスして使うユーザーが増えています。アルフレックス広報担当 長谷川さん(以下アルフレックス)によると、「ソファのメンテナンス依頼は毎年右肩上がりに増えていて、5年間で106%ずつ増加中」だそう。
カンディハウス広報担当 渡辺さん(以下カンディハウス)も「ソファの張り替えだけでなく、木製の家具も含めてメンテナンス依頼は増えています」と語る。
お気に入りのソファもいつかは傷んでくる。その時どうしようか…
使い捨て感覚ではなく、「良い物や気に入った物を長く大切に使いたい」というユーザーの心理変化や、メンテナンスの体制を整え、再生できることのPRに努めるメーカーが増えた結果といえるでしょう。
メンテナンス手間がかかるのは張り込みタイプのソファの張替え
ソファのメンテナンスをする上で一番気になるのは価格ではないでしょうか?手頃な価格のソファも増えているため、買い替えかメンテナンスかは迷うところです。ちなみに価格を大きく左右するのは、張替えなどのメンテナンス内容です。費用が高くなるのが、「張り込みタイプのソファの張替え」。
張り込みタイプの場合、ソファを工場まで送って張替えますが、手間がかかるため金額も高くなり、かつ日数も4~5週間程度がかかります。
「張り込みタイプソファの場合は、以前と同等程度の生地を張るなら、おおよそ元の金額の7割くらいから費用の目安」とカンディハウス。また、工場へ送る場合には、別途、運搬費も必要となることがほとんどです。
「ソファの形や張替え内容によって金額も異なるので、必ず見積もり依頼をしてください。また、不要だったりメンテナンスの金額が見合わないと感じられる場合には、弊社の製品であれば、家具を引き取り、状態に応じて買い取りも対応しています。再生した家具は、販売することもありますが、手を入れると見違えるくらいきれいになるんですよ」とカンディハウス。
メンテナンスしやすいカバーリングタイプのソファ
張り込みタイプに比べて、カバーリングタイプのソファはメンテナンス費用が安い点も魅力。張り替えなくても新しいカバーを購入して自分で交換すればOKです。この場合、選ぶ生地によって価格が左右されます。「カバーリングの場合、生地次第では、ソファ本体価格の約2~3割ほどの価格からご提案可能です」とアルフレックス。
メーカー側でも、メンテナンス性を考えて、ソファはカバーリングタイプを多く揃えているようです。長く使う気持ちなら、メンテナンス性を見越してカバーリングタイプのソファを選ぶという選択肢もありますね。
座り心地が落ちたソファはウレタン交換もオススメ
ソファは張り地だけではなく、座り心地も大事なポイントです。長期の使用や経年劣化によってクッション性も損なわれてきます。座り心地が悪いと感じたら、内部のウレタン等々の交換をすると良いでしょう。この場合、工場に送るので張り替えと同時にお願いするのがベター。いずれにしても、ソファごとで対応が違うので、一度見積もり依頼を出した上での判断が必要となります。こちらは、張地と中のクッションを新しくしたソファ張替え実例です。
先日、ガイドも愛着のあるソファの張り替えをしました。その姿をご覧ください。
張替えでガイド宅のソファが美しく蘇りました!>>