母として女性として

エリカさん、二児の母です!

エリカさん、二児の母です!

――2人のお子さん、りゅっちとみみたんは、とても素直でいい子ですよね。あいさつもちゃんとできるし、自分が悪かったと思ったら「パパ、ごめんなさい」ってすぐに謝るし。

あいさつは、基本ですね。子どもは、社会に出たときに1人で生きていけるようにしなければいけないと思って。子どもが生まれた時は「この子天才だったらどうしよう!」と思いましたけど、うちは勉強ではすでに挫折してますからね。

――そうですか?

やっぱりね、勉強をしてきた親じゃないと、勉強させられませんよ。うちは、それ以外のコミュニケーション能力を重視して育ててます。あとは、将来いろんなことに興味を持てるように、いろいろな経験をさせています。

――いろんなところに行っていますよね。

夫と息子は、車で九州まで行ってキャンプしたり。何もなくても生きていく術を学べるように、よく家族でキャンプはしますね。

――エリカさん、女王様キャンパーでしょ。

そう。何もしないけど、家でも何も作らないからね、同じでしょ。サムゲタンは担当なので、作ります。

――イメージ通り。さて、漫画を通して世の中の女性を見てきたわけですが、同世代の女性についてどう思います?

女性ってね、どんなに名門大学を出ても、どんな専門職で働いていても、結婚をして専業主婦になると、男の価値が自分の価値になると思っているところがあって、びっくりしましたね。だんなを名刺代わりにしなきゃいけないから、二流の男と結婚したら、自分も同じになるとか、結婚した時は一流企業にいたのに、脱サラするって言い出したらどうすればいいのなんて思っているよね。「エリカさんはいいわよね」ってよく言われる。女の人も、自分のキャリアを捨てない方がいいんじゃないかな。

――エリカさんのお宅のように、主夫とまでは行かなくても、一緒に子育てしてくれるパパの職場環境が整うと、それも実現できる人が増えるでしょうね。若い子についてはどうですか?

今の女の子ね、男の子に気遣ってデートでもハンバーガーショップか、餃子屋さんだって。素敵なイタリアンのお店とかは女子同士で行く人が多いって聞いて、これもびっくりですよ。

――男性誌で、デートで行くオシャレレストラン特集スペシャルメニューを企画しても、今の男子は利用しないそうですね。昔だったらこぞって行ったのに。
今の男子は食に興味がなくなっている感じだよね。うちの息子は、くわしいよ。ジャン・ポールエヴァンのマカロンなんて食べ飽きるくらい、食べて大スキだからね。

――「紅茶はダージリンがスキ!」とか言いますもんね。
経験は大事なんですよ。うちのアシスタントも、クラブに行った事がない子はクラブの絵は書けないし、食べたことのない物の絵は想像では書けませんから、たまにお食事をしたり、遊びに行ったりしますね。

――いくつになっても、いい女になるには、やっぱりいろんな経験でしょうか?
そうよ、場数を踏むことが大事です。

平均3万6500円のおこづかいで、いい女になる方法

お部屋にお邪魔し、いい女になる方法を伝授してもらいました。

お部屋にお邪魔し、いい女になる方法を伝授してもらいました。

――今ね、働く人の平均のおこづかい額って、3万6500円なんですね。

少ないねー。

――3万6500円で、いい女になれますか?

3万円か……、何にも出来ないなー。FPきょろ(ガイド山口の愛称)だったらなんて言うの?

――自己投資。この先、どんな人生が待っていても楽しみながら生きていけるように自分の可能性をたくさん持っておくのがいいと思います。

さすが、FP。そうね、例えば『高い物=悪』と決めつけずに、いろいろ本物の良さに触れることもいいかな。本物の良さが分かれば、ユニクロが最初に出したカシミアのセーターはとてもいい物だと分かります。

――おお、全く同じことを資産家のお嬢様がおっしゃっていました。ユニクロのカシミヤは最初の年はとても質がよかったと。カシミヤ=全ていい、ではなく、本物のカシミヤの良さを知っていると、ブランドではなくその物の良さで選べるわけですね。

あ、やっぱりそういう意見ありました? よかったよー、ユニクロのカーディガン。どんな物かなと思って見に行ったら、すごくよかった。いい素材を着ているとね、女性はきれいになりますよ。男性もモテます。

――本物を見る目を養いたいんですが、ご予算3万6500円ですから。

何でも、まず本物に触れることが大事。触れないと、いいか悪いかわからないでしょ。私、時間があったら、ずっとデパートに行ってあれこれ試着しますよ。

――なるほど、試着はお金がかかりませんからね。

そうです。「欲しくても買えないから」ってずっと言ってたら、その良さを知ることは一生ありません。マノロブラニクの靴なんか、マドンナが「セックスよりいい!」って言ったんだから!セックス・アンド・ザ・シティの主人公が愛した靴で、この靴を買っていなかったら今頃私は大金持ちだわ、というセリフがあって、思わず私もうなづきました。

――何足持ってるんですか?

10足くらい。

――1足おいくらですか?

ハワイだと5万円くらいかな。日本だと8万円くらいから買えます。

――私、コンフォートシューズでも、そんな高い靴買ったことないです。

FPならそれくらい買って下さいよ。

――外反母趾、甲が薄くて幅広なんですけど。

セックスよりもいいんですよ。

――は、履きます。いい女になる第一歩、まずは試し履きからはじめます。エリカさんは、これからどんないい女になるんでしょう。

わかりませんねー。来月の事もわからないもん(笑)。でも、3・11後はいろいろ考えましたよ。前はシャンパン飲んで遊んでいたかったけど、今は一生のうち東京以外のところでのんびり暮らしてもいいかなって。

――確かに、漫画はどこでも書けますし、他の土地に行ったら作風もいい影響を受けそうですしね。きっとどこへ行っても、素敵な暮らしなんでしょうね。老後もいっしょに遊んでもらえるように、いっぱいお金貯めときます。

いい女になるには、いい物を知ることから。かんぱ~い!

いい女になるには、いい物を知ることから。かんぱ~い!

いいですねー。いっしょに、いろんなリゾート地へいきましょう。

<素敵な女性になるおさらい>
・夫を自分の名刺代わりにするのはやめよう!
・欲しくても買えないからとあきらめる前に、本物に触れてみよう!
・まずは、試着からトライしよう!

桜沢エリカさん最新作「君のいる場所
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