ワードローブ分析でアイテムの偏りを把握
「着るものはたくさんあるはずなのに、なぜか着回しができない」という悩みを抱えている方は、持っているアイテムに偏りがある可能性大。
例えば、いくらボトムをたくさんもっていたところでトップスの枚数が少なければ、ボトムをすべて生かし切ることはできません。逆に、ワードローブを適切なアイテムバランスに保っていれば、それほど枚数を持っていなくても、着回しが効いてコーディネートの幅が広がるのです。
そこで、クローゼットの奥にしまい込む前に、アイテムの偏りを把握し、アイテムバランスをよくするには何か不足しているのかを分析しておきましょう。処分するアイテムを仕分け、アイテム数が少なくなったこのタイミングがチャンスです。
■アイテムの偏りをチェック
まずは、インナー、羽織り物、パンツ、スカート、ワンピースといったアイテム別の枚数をチェックしてみましょう。パンツやスカートといったボトムに対し、トップスは2~3倍の枚数に保っておくと着回しがしやすくなりますので、その比率になっているかどうか確認を。
■色柄の偏りをチェック
どんなアイテムを持っているのか可視化すると、意外な発見が
また、柄ものも適度にあった方が、着回しの観点では◎。これは、全体の2割くらいあると良いでしょう。もちろん同じような柄ばかりではなく、チェック柄・ボーダー・花柄といったようにいろいろな柄があるのが理想的です。
これらをチェックしたら、アイテム別・色別に収納しておくと、来年、コーディネートがしやすくなるのでおすすめです。また、不足しているアイテムがあれば、それを紙に書き留めて一緒にしまっておくのもよいでしょう。来シーズンに効率よい買い足しができ、衣替えと同時におしゃれのスタートダッシュが切れます。
衣替えの前にワードローブ整理の一手間を加えるだけで、来年のあなたの着回し力向上が約束されます。ぜひお試しを!
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