中国最大の金鉱会社、紫金鉱業

今回は中国のみならず世界最大の銀行である中国工商銀行をみていきたいと思います。同社はどのような特徴を持ち、株価はどのようになっていくのでしょうか。

中国黄金協会の2010年2月6日の発表によると、2010年の中国の金産出量は前年同期比8.6%増の340.88トンとなる過去最高を更新し、4年連続で世界最大の金算出国となっています。中国の金産出の歴史を振り返ってみると、1949年の建国当時、中国の金産出量はわずか4.07トン、1975年でも13.8トンでした。1970年代後半から、中国政府は金産業への投資を拡大し、急成長の段階に入っています。金産出量は1995年に100トン、2003年に200トン、2009年に300トンを超えています。2007年、中国は始めて南アフリカを超え、世界最大の金産出国となっています。

現在、中国では金産出量で上位5位の地域は山東、河南、江西、雲南、福建で、5省の金産出量合計は中国全体の59.8%を占めています。金生産企業は2002年の1200社から現在には700社にまで絞られ、上位10社の金生産量の合計は167.7トン、全体の49.2%を占めています。長年間の発展によって、大手企業が金産業の発展を主導する構図は形成しています。中国国内の金製品需要も高まっています。2010年の上海黄金取引所の金製品の取引量は同28.5%増の6046.1トンで、取引額は同57.1%増の1.6兆元です。

紫金鉱業は中国最大の金鉱会社です。金の生産量は中国全体の12%ほどになり、同社の利益は中国全体の金鉱会社の36%を占めています。生産量ベースで、金生産は中国1位、銅生産量は2位、亜鉛は6位です。2009年末時点の保有埋蔵量は金が前年比1.9%増の715トン、銀が1.9%増の1855トン、銅が10.2%増の1063万トン、亜鉛が523万トン。保有している金の埋蔵量は、毎年25~30万トンの金を採掘しているにもかかわらず2007年は+183トン、2008年は+64トン、2009年は+13トンと年々拡大しています。ただ、拡大ペースが落ちてきているために、現在は買収戦略に注力しています。