スマートフォン/スマートフォンの周辺機器

Androidスマートフォン用microSDカードの選び方(2ページ目)

スマートフォンは、様々なアプリケーションや画像、動画、音声データを活用できるが、それを支えているのがメモリだ。外部メモリのmicroSDメモリはどのようなポイントで選べばいいのか、解説します。

庄司 恒雄

執筆者:庄司 恒雄

携帯電話・スマートフォンガイド

メモリカードを選ぶときのポイント

外部メモリは、Android端末にとって重要なパーツになっているわけだが、快適に使うには、いくつか注意しておくことがある。

アプリを外部メモリに待避させた場合、低速なメモリは動作を緩慢にさせることになる。通常利用ではさほど体感しないが、電源OFFから立ち上げる時などは、メモリに待避させたアプリケーションのホーム画面のアイコン表示が、待避させていないアプリケーションよりも遅いことがわかる。アプリケーションを待避させて使う場合、高速な外部メモリのほうが快適に利用できるということだ。

外部メモリの速度が影響するのは、アプリケーションだけではない。画像や動画、音楽などのデータ再生でも大きな重要だ。たとえばカメラアプリでは、静止画も動画も外部メモリに保存される。データが大量になると、そのサムネイル表示や再生表示に時間がかかるのだ。1000枚を超えてくると、サムネイルや再生にかなり影響してくるため、少しでも高速なメモリが欲しいとことだ。

また容量面でも、最近の端末では大きな課題もでてきている。国内メーカー製の端末はワンセグ機能が人気だが、ワンセグ録画のデータは外部メモリに保存されるため、4GBや8GBメモリを利用していても、気がつくと空き容量が足りなくなったということもよくある。

データをこまめに削除すればいいわけだが、録画データを視聴する前に空きデータ不足で削除というのは残念だし、大量のデータをちまちま削除するのもかなり面倒だ。

Androidスマートフォン用のメモリカードを選ぶときは、可能なかぎり大容量、高速なメモリを選びたい。

次のページでは、いまおすすめのメモリカードをご紹介しよう。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます