PC周辺機器/ハードディスクの選び方

NAS(LAN接続HDD)選びのポイント

NASを購入する場合、どのような基準で選べばいいのか。いくつかのポイントを紹介していこう。

安蔵 靖志

執筆者:安蔵 靖志

デジタル・家電ガイド

「NASの最新動向とお薦め機種」でも紹介したように、NAS(LAN接続HDD)が普及しつつある。PC上の共有ディスクのようにネットワーク経由の外付けHDDとして利用できるシンプルなエントリーモデルから、家電ネットワーク(DLNA)やRAIDなどさまざまな機能を搭載するハイエンドモデルまで幅広い。10万円を超えるSSD(ソリッドステートドライブ)搭載モデルなどもあり、「上には上がある」といった状況だ。

ではNASを購入する場合、どのような基準で選べばいいのか。いくつかのポイントを紹介していこう。

手軽な内蔵モデルと容量を選べるHDD別売りキットモデルがある

NASにはHDDを内蔵していて購入後すぐに使える内蔵モデルのほか、HDD別売りのキットモデルがる。キットモデルは安価で大容量なHDDを自分で選べるのが魅力だが、HDDの設置や設定などを行わなければならないため、比較的上級者向けとなっている。機能面で「どうしてもこれが必要」というのがない限り、最初は内蔵モデルを選択することをお薦めする。

■省スペースなら2.5インチ、大容量なら3.5インチ
NASのほとんどのモデルは3.5インチHDDを内蔵するタイプだが、一部2.5インチHDD内蔵モデルも用意されている。基本的には大容量で高速アクセスに対応する3.5インチモデルがお薦めだが、省スペースにこだわりたいのであれば2.5インチモデルを選ぶのも手だ。

■インタフェースはLANのほかUSB2.0があると便利
RAIDなどに対応する一般的なNASは、ほとんどのモデルがLAN接続にしか対応していない。LAN接続の場合はネットワーク設定を完了しないと利用できないため、ネットワークに参加していないノートPCなどから手軽にアクセスできないのが難点だ。エントリータイプではUSB2.0接続に対応するモデルもある。大容量データの転送などにUSB接続を利用できるのが大きなメリットだ。

■RAID対応モデルなら信頼性や速度向上を実現可能
HDDの信頼性や速度向上などを実現するRAID(複数のHDDを組み合わせ、仮想的なHDDとして運用する技術)に対応するモデルも多い。RAID 0なら高速化を実現し、RAID 1対応なら二重化による高信頼性を実現、RAID 5対応なら3台以上のHDDで大容量と高信頼性を両立できる。

■DLNA対応モデルなら家電ホームネットワークを実現できる
家電ネットワーク規格「DLNA」に対応するモデルなら、大画面薄型テレビやPLAYSTATION3などDLNAに準拠する機器でHDD内の映像や画像、音楽などを再生できる。

■Webサーバー機能やFTPサーバー機能など外部アクセス機能も

Webサーバー機能やFTPサーバー機能など、外部ネットワークから直接NASにアクセスできるモデルもある。ただしこういったモデルはセキュリティの設定を誤ると危険なので、利用の際には細心の注意を払いたい。外部ネットワークからアクセスするための条件もユーザーによって大きく異なるため、上級者向けの機能と考えていいだろう。

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