ワットポーの見どころ、涅槃仏

その大きさだけでなく、屋内に安置されていることもあり、仏像の全体像を撮影することはできない

その大きさだけでなく、屋内に安置されていることもあり、仏像の全体像を撮影することはできない

礼拝堂には巨大な涅槃仏が安置されています。長さ46m、高さ15mと見る者を圧巻する大きさ。全身は金箔でおおわれています。見どころはその大きさだけではなく、足の裏に描かれた仏教の世界観。細かく砕いて磨いた貝殻を嵌め込む技法によって描かれた緻密な螺鈿細工が施されています。

また礼拝堂には108つの鉢がずらりと並べられています。アルミの入れ物に入った25サタン硬貨(バーツ以下のお金の単位で1バーツ=100サタン)を20バーツ(約56円)購入し、それを順々に鉢の中に喜捨します。108つの鉢に煩悩を象徴するサタン硬貨を入れていくことでその煩悩が消えると信じられているのです。日本の除夜の鐘に近い考え方といえるでしょう。

タイ屈指の美しさを誇る仏像が! 本尊

海外からの観光客だけでなく、タイ国内各地からこの仏像を拝みに訪れる

海外からの観光客だけでなく、タイ国内各地からこの仏像を拝みに訪れる

本尊にはは金箔が施されたブロンズの仏像が安置されていて、その台座にはラマ1世の遺骨が納められています。涅槃仏があまりに有名なために本尊まで足を運び忘れてしまう人もいますが、タイ国内でも指折りの美しさを誇る仏像は必見です。ここの仏像は慈愛に満ちた表情をたたえていて、訪れる者の心を強く惹きつけるものがあると言われています。

タイ古式マッサージ

街中のマッサージ店とは違う雰囲気の中、癒されてみては?

街中のマッサージ店とは違う雰囲気の中、癒されてみては?

2500年前にお釈迦様の主治医(Jivaka Kumar Bhaccha)によって語り継がれた東洋医学に基づくタイ古式マッサージ。ここワットポーは、タイ古式マッサージの「総本山」と呼ばれています。

ラマ3世時代の19世紀、仏教とともに伝来した東洋医学の知識を広げるためのタイ医学学校がワットポー内に設立され、その後、1961年にタイ医学の1つであるタイ古式マッサージの学校も設けられました。それが「総本山」と呼ばれる由縁なのです。

現在では寺の敷地内に2か所マッサージ場があり、施術を受けることができます。寺院独特の静けさの中でマッサージを受けていると、体だけでなく心まで浄化され癒されていくような気持ちになるので、是非体験してみてください。

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■The Wat Po Massage(ワットポーマッサージ)
TEL:02-225-4774
営業時間:8:00~16:00
メニューと料金:タイ古式マッサージ1時間400バーツ(約1200円)
予約:予約不可、基本的に日本語は通じません。英語は可

<DATA>
■Wat Pho(ワットポー)
住所:329/25-28 Maharaj Rd., Prabarommaharajchawang Pranakorn Bangkok
TEL:02-226-0369
開館時間:8:00~17:00
料金:100バーツ(約300円)
アクセス:BTS、地下鉄の最寄り駅は無し。タクシーで市内中心部から約20分
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。