住宅取得に関する情報の収集には住宅展示場の活用など、様々な方法があります。中でもインターネットを活用した情報収集は手軽で、有効な手法となってきました。そんな中で今回は「口コミ」情報について、その活用のあり方を考えてみたいと思います。口コミ情報にも様々あり、近年は口コミサイトも多数見られるようになってきました。

対人型と非対人型の2種類からなる口コミ情報

私は、「口コミ」情報には2種類あると思っています。それは対人型と非対人型で、それぞれにメリットとデメリットがあると思われます。では最初に対人型口コミの情報について、どのようなものなのか考えてみましょう。

近所づきあい

住宅の口コミ情報はご近所づきあいからも。もしご近所に住宅を新築した知り合いがいたら、積極的に話を聞こう

対人型口コミとは文字通り人を介する情報のこと。イメージとしてはハウスメーカーの営業マンはもちろん、親兄弟、友人、職場の人間関係など、要するに直接、人と接する情報収集のことをここでは指したいと思います。

中でもここで注目したいのが、営業マンを除いた、皆さんの周りの人間関係を活用した手法です。一番いいのは親兄弟や親戚に、最近住宅を購入、建築した経験がある方がいること。その体験談を聞いた上で、購入と建築にのぞめるなら非常に幸運なことです。

職場などでも、親しい関係の人にそういう方がいらっしゃるのならベターでしょうね。こうした対人型の口コミ情報の良さは、「本音」を知ることができること。場合によっては、完成した住宅を見学し、体感できることも良さの一つです。

大切なのは本音の情報を積み重ねること

住宅というのは、どんなに設計が優れていても、住んでみると色々と不具合や不都合が見つかるものです。ですから、完成した住宅、しかも実際に人が住んでいる住宅を、皆さん自身の目で確かめることは、住宅を検討する際の大きな助けとなります。

展示場

展示場のモデルハウスで、相性が合う営業マンを見つけることも住宅づくりでは重要なポイント

ハウスメーカーの営業マンには直接聞き難い情報を得られるという点で質の高さは間違いありません。質の高い情報を得て、一つひとつ納得して住まいづくりを行うのが、私たちにとって最も良い方法でしょう。

一方、対人型の口コミ情報のデメリットは、情報量が限られてしまうこと。皆さんの周りに最近住宅を購入や建築したという知り合いがいないかもしれませんし、仮にいたとしても意中のハウスメーカーの住宅を建てた人が周りにいないケースもあるでしょう。

そうした情報量の少なさを補うのに大切なのは、まずは対人関係の範囲を広げることなのです。というのは、住まいづくりというのは、それを望む人の人格がよく表れるから。対人関係が広く、様々な人から住まいづくりの本音を聞き出せる人が、よりよい住宅取得に近づけると、私は思います。

もう一つ、情報量の少なさを補う手法が非対人型情報の活用です。新聞や雑誌などの情報もありますが、現在はインターネットの方が私たちが情報を取得する上でより一般的になっているようなので、次のページではインターネットの口コミ情報サイトについて考えてみます。