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中学生のための保険

中学生になると、生活の範囲が広くなります。それだけ危険も増えてきます。そんな中学生を持った家庭が考える保険についてご案内していきます。

長島 良介

執筆者:長島 良介

生命保険ガイド

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子どもも中学生になるといろいろあるなあ・・・

子どもも中学生になるといろいろあるなあ・・

子どもが中学生になると、気になることが増えませんか?中学生に入ったら、是非加入しておいてほしい保険をご案内しましょう。

中学生はスピード狂?

中学生は自転車に乗るとスピードを出します。私も何度接触しそうになったことか?まだ自分の子どもが赤ん坊の頃、我が子を引かれそうになったことも有りました。
我々大人と違い、中学生はまだ子どもです。周囲に気持ちが行き届かず、思わぬ事故を引き起こすかもしれません。

そんな時に加入しておく必要があるのが個人賠償責任保険です。この保険の加入方法は、この記事を読んでいる親であるあなたが加入すればよいのです。
被保険者すなわち、補償の対象となる人は、あなたの同居の家族です。お子さんも自動的にカバーされるわけです。

この保険に加入するとどんな補償が得られるか、1例をあげてみましょう。

1. 自転車走行中に他人に怪我をさせてしまった。
2. スポーツの途中で相手に怪我をさせてしまった。

その他、他人の財物(自動車や、公共物等)に損害を与えてしまった場合などが対象になります。

こうした事故はあまり聞かないかもしれませんが、実際に怒ったら親であるあなたに大きな責任が及ぶかもしれません。お子さんが中学生以上になったら個人賠償責任保険の加入を真剣に考えましょう。

ケガや病気に備える

中学生はスポーツも盛んです。ケガをすることも十分に考えられます。ただし、すぐに保険に頼るのは考えものです。
市区町村によっては、中学生までは医療費が無料というところも少なくありません。医療費が掛からないのであれば、保険料を支払ってまで保険に加入する必要はありませんね。
また、その他に、学校におけるケガに関しては学校の方で保険に加入しています。
PTAがある場合は、PTAでも保険に加入しているはずです。これらの保障内容を確認したうえで、以下の保険を検討されることをお勧めします。
子どものけがや病気に備える保険

具体的な保険としては
1. 共済等の子ども向け共済
2. 保険会社の医療保険
3. 保険会社の傷害保険、交通傷害保険


1は全労災や県民共済があつかっている、18歳まで加入できる子ども向けの共済です。掛け金は毎月1000円程度で、毎年数千円の還付金があります。実質の負担は600円から700円でしょうか。

1入院5000円程度から通院のみも補償されます。詳しくはホームページ等で調べてみて下さい。

骨折等のけがの場合は入院する可能性が低いので、通院からでも対応しているとありがたいところです。この掛け金の安さも魅力です。

2は一般の医療保険に加入する場合です。今は通院特約の付いている保険会社が少なくなっているので、大人に比べて病気になりにくい子どもを対象とした場合は難しいかもしれません。ただし、子どもとはいえ、先進医療などの必要が考えられないわけではありません。治療の選択肢を広げるという意味でも検討の余地はありそうです。

4. おもに損害保険会社が販売している傷害保険です。こちらは通院のみの保障も有ります。家族傷害保険という同居の家族を対象にした保険も有りますが、こちらは家族の人数が少ない場合は、かえって保険料が高くなる場合があるので、一人づつ加入した場合と比較してみることをお勧めします。

交通傷害保険といって、交通事故のみを対象にした保険もあり、保険料も安く設定されていますので、保険料を抑えたい場合は検討してみて下さい。

保険は転ばぬ先の杖ではありません。転んだあとに立ち上がるための杖です。まずは事故が起こらないよう、大人として注意していきましょう!


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