鉄道会社に人気の銀河鉄道999のラッピング車両
鉄道をテーマにしたアニメといえば松本零士の「銀河鉄道999」だ。さすがに人気アニメだけあって、いくつもの鉄道でラッピング車両が登場している。まずは、東京の西武池袋線だ。2009年春から、銀河鉄道999のキャラクターを描いた派手な電車が走っている。原作者の松本零士さんが沿線の練馬区大泉学園に住んでいることから実現したものだ。
池袋から20数分で到着の大泉学園駅で降りると、銀河鉄道999のテーマが発車メロディーとして流れる。改札口近くには、アニメでおなじみの車掌さんが、この駅の名誉駅長として立っている。北口には、SLを先頭にした999の列車編成の大きな絵が飾られ、テーマ・パーク化している。駅近くには、東映アニメーションのスタジオもあり、街の商店街もアニメの街として町おこしに躍起だ。
電車自体は、999関連は外装のみで、車内はごく普通の通勤電車だ。運行方法も、他の電車と共通して使われているので、999電車のダイヤを特定することはできない。遭遇すればラッキーといったところだ。