鉄道/観光・イベント列車

愉快なキャラクターのラッピング車両に乗ろう(3ページ目)

人気のキャラクターをラッピングした楽しい車両が各地で走りまわっている。山陰、JR境線の「鬼太郎列車」、富士急のトーマスランド号、複数の鉄道に登場している銀河鉄道999、それに東京の下町、葛飾の柴又では国民的ヒーロー「寅さん」と「こち亀」電車まで登場。いずれも人気の的だ。

野田 隆

野田 隆

鉄道 ガイド

名古屋市生まれ。生家の近くを走っていた中央西線のSL・D51を見て育ったことから、鉄道ファン歴が始まる。早稲田大学大学院修了後、高校で語学を教える傍ら、ヨーロッパの鉄道旅行を楽しみ、「ヨーロッパ鉄道と音楽の旅」を出版。その後、守備範囲を国内にも広げ、2010年3月で教員を退職。旅行作家として活躍中。

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鉄道会社に人気の銀河鉄道999のラッピング車両

鉄道をテーマにしたアニメといえば松本零士の「銀河鉄道999」だ。さすがに人気アニメだけあって、いくつもの鉄道でラッピング車両が登場している。 
西武の999

西武池袋線を走る999号の池袋寄先頭車

まずは、東京の西武池袋線だ。2009年春から、銀河鉄道999のキャラクターを描いた派手な電車が走っている。原作者の松本零士さんが沿線の練馬区大泉学園に住んでいることから実現したものだ。

西武999

西武999号の飯能寄先頭車

池袋から20数分で到着の大泉学園駅で降りると、銀河鉄道999のテーマが発車メロディーとして流れる。改札口近くには、アニメでおなじみの車掌さんが、この駅の名誉駅長として立っている。北口には、SLを先頭にした999の列車編成の大きな絵が飾られ、テーマ・パーク化している。駅近くには、東映アニメーションのスタジオもあり、街の商店街もアニメの街として町おこしに躍起だ。

 

名誉駅長

999の車掌さんは、大泉学園駅の名誉駅長だ

電車自体は、999関連は外装のみで、車内はごく普通の通勤電車だ。運行方法も、他の電車と共通して使われているので、999電車のダイヤを特定することはできない。遭遇すればラッキーといったところだ。
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