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即決価格とは?

即決価格とは?どういうときに使うの?こんな疑問を解決しましょう。さらに「即決価格がよくわかっていなかった女」と「即決価格を勘違いした男」の話、付き。

執筆者:堀切 美加

即決価格とは

※即決価格とは以前の希望落札価格です。

まず即決価格についてご説明します。

即決価格とは「出品者が」「この値段なら落札にしてあげてもいいよ」という値段です。即決価格は「入札者の」「落札希望価格」ではありません。「出品者の」「落札希望価格」なので、出品者が出品時に設定をします。設定は無料です。オプション料金はかかりません(ヤフオク)。

即決価格で入札をするということは

「即決価格での入札」=「オークション終了」「落札決定」です。「落札」ということは「買える」ということですから、即決価格で入札をするということは「買える」ということで、即決価格で入札をしたあなたが落札者となります。

即決価格
入札により現在価格が即決価格になったらオークション終了

出品者はどんなときに即決価格を設定するの?

  1. あまり高額になってもらいたくない時
  2. できるだけ早くオークションを終了させたいとき
  3. 即決にしたいとき
1. 傷があったり、安く入手できた商品で、そんなに儲けるつもりがないのにどうやら高騰しそうだ、と言うときは、トラブルを避けるために即決価格を設定することがあります。

私も市販されている化粧品が定価を超えそうだったとき、ちょっと怖くなったことがあります。普通の感覚で行くと「ちょっとでも高く売りたい」だと思いますが、あまりに高騰してくると「そんなに高くならなくても」「入札者は何か勘違いをしていて、あとで難癖をつけられるのではないか?」と、ちょっと怖くなることがあります。そんな心配をしないために、出品時に「まあ、この値段だったら」という価格を設定しておきます。

2. あまり長引かせず、できるだけ早くオークションを終了させたいときは「この価格になれば、最終日まで待たずにオークションを終了していい」という価格で即決価格を設定します。「早期終了」は価格がどうであろうと、終了させたいときに終了させる仕組みで「即決価格」は、入札がその価格に到達するとオークション終了となります。

3. 「開始価格」と「即決価格」を同じにすると「即決」になります。開始価格を1000円、即決価格を1000円にすると、1000円の入札があった時点でオークションは終了します。

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