シーズンの初めまで保管しておくデメリットは?
シーズンの初めまで保管しておくデメリットを考えてみましょう。- 保管状態によってはカビたり、虫食い、シミができたりする
- 流行遅れになってしまう
- 同じものが出回って値崩れする
- 部屋のスペースを取る
保管しているスペースに毎月いくら払ってますか? |
カビや汚れ、色あせ、虫食いなどです。たたんでしまっておいた洋服などは、出したときにはシワになっていることがあるので、商品写真の撮影時にはあらためてアイロンをかけたりして、シワを伸ばす必要がでてきます。
今年の夏に流行っていたものを、秋や冬には「まだ欲しい」かもしれません。でも翌夏になると新しい流行が生まれていて、すでに流行遅れになってしまっているかもしれません。
これと同じようなことですが、比較的出品が少なく、高値だったものが、翌シーズンには流れ流れて安値で放出されることがあります。
最後のデメリットは「部屋のスペースを取る」。
そうです!
これが実は最大のデメリットだったりするんです。賃貸でお部屋を借りている場合や、ローンで家を買った人。商品を保管しているそのスペースはいくらですか? 三軒茶屋徒歩12分、1DK、お家賃月額125,000円、30.44平米 のマンションの場合、1畳分スペースをとっているとすると、1畳は約1.65平米なので
125,000円÷30.44×1.65=6,775円
ひと月で、その保管スペースに6,775円使っていることになります。半年で40,653円!!
実際は、単純に家賃÷広さと考えるのは、少し違うかもしれませんが、こうやって計算するとスペースもお金だなぁ~と思いませんか?本格的に商売をやっている場合など商品が部屋に入りきれないことを考えてください。倉庫や事務所を借りますね。そうしたら、そこに半年も商品を寝かせておくことはかなりリスクがあります。と、大きな単位で、考えるとデメリットもわかりやすいかもしれません。