携帯電話/キャリア別特徴とおすすめ機種

au(KDDI)の携帯電話を選ぶ(10年秋冬~11年春)(2ページ目)

auの2010年冬から2011年春商戦モデルが発表となった。世間ではauの本格的なスマートフォン「IS03」が注目の的となっているが、従来のフィーチャーフォンもかなり充実したラインナップとなっている。

石川 温

執筆者:石川 温

携帯電話・スマートフォンガイド

質感やデザインにもこだわりを見せる

auラインナップで、地味ながら是非とも注目しておきたいのが、シンプルでありながら、上質なデザインを狙ったミドル世代向けラインナップ。ソニー・エリクソンのURBANO MONDやT005は、質感が高く、高級腕時計のような佇まいになっているのが特長だ。特にT005は、これまでの東芝のイメージを払拭するぐらいの高い質感を実現。是非ともダンディな50代男性に持ってもらいたい雰囲気を備えている。
東芝のT005は、ダンディな50代男性だからこそ持てる、質感の高い一台になっている。11月上旬以降発売予定

東芝のT005は、ダンディな50代男性だからこそ持てる、質感の高い一台になっている。11月上旬以降発売予定


一方、「とりあえず通話とメールがメイン」というコストパフォーマンスを重視する人なら、SH009、K006、K007、SH011、T006あたりが選択肢になってくる。特にSH009は7色のカラーバリエーションを用意。コンパクトで防水、ワンセグなどの機能も一通り備えており、幅広いユーザー向けのモデルと言える。
7色のカラーバリエーションがあるSH009。幅広いユーザーにおすすめできる

7色のカラーバリエーションがあるSH009。幅広いユーザーにおすすめできる


auラインナップではないが、ぜひデザインを重視する人に向けてお勧めしたいのがiidaブランドのラインナップ。

特にX-RAYは、スケルトンボディが新鮮なデザインに仕上がっている。これは単にボディを半透明にしたのではなく、あえて基盤部分もデザインを行い、配置やかたちを見直し、緑色の部分は黒く塗装するなどの見栄えのかっこよさを追求したものとなっている。半透明の部材はポリカーボネートにガラスを混ぜ、強度と美しさを兼ね備えるなど、こだわりが詰まったモデルとなっている。
スケルトンボディが新鮮なX-RAY。基盤部分もデザインされている

スケルトンボディが新鮮なX-RAY。基盤部分もデザインされている


また、iidaブランドでは2010年春にG11も登場予定。iidaの初期モデルだったG9から進化し、さらに一目惚れしたくなるデザインになって帰ってくる。
iidaの初期モデルだったG9がさらに進化したG11

iidaの初期モデルだったG9がさらに進化したG11


耐衝撃、デジカメ、質感、デザインなど、フィーチャーフォンにおいて幅広いラインアップを揃えてきたau。決してスマートフォンだけに注力しているわけではないのだ。

【関連サイト】
au 製品ラインナップ
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