リフォーム費用/部屋・空間別リフォーム価格実例

低価格キッチンリフォーム!ここだけリフォーム術(2ページ目)

キッチンリフォームは何百万円も掛けないとできないと思っていませんか。キッチンの一部分だけをリフォームするだけでも、使いやすく快適にグレードアップできるのです。今回はあまり費用をかけずに役立つキッチンのワンポイントリフォームについてご紹介します。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド

こだわりのキッチン水栓は数万~10万円以下で十分可能!

キッチン水栓
使いにくくて水漏れ寸前の古い水栓は、使いやすいシングルレバータイプにリフォームするとキレイで便利です。(画像提供:株式会社LIXIL
意外とキッチンの印象を左右するのがキッチン水栓。最近の水栓はレバーを上げ下げするだけで吐水・止水できる「シングルレバータイプ」が主流です。また浄水機能付きのものや、センサー制御のもの、リフォーム向けに既存の水栓から交換しやすいタイプのものも続々メーカーから発売されています。

リフォーム用の水栓であれば交換は数時間程度で完了しますし、シンク下の給水管を切り替える場合でも、ほとんど1日で工事は終わりますので、「キッチンここだけリフォーム」の中でも手軽なものの一つです。

【キッチン水栓を交換する場合の概算費用】
材料費1.5万円~5万円 + 工事費1万~4万円
※水栓は国内メーカーの普及~中級グレードを想定

10万~20万でキッチン収納にプラスアルファ!

昇降式ウォールユニット
昇降式ウォールユニットはお年寄りや背の低い方にとっても大変重宝です。(画像提供:パナソニック電工株式会社
空間を有効に利用できて、キッチンの収納を充実させる「吊戸棚」。しかし主に台所を預かる女性(最近は男性も)にとって、自分の身長よりも高いところに食器や鍋などを収納することに不安を感じる方も多いようです。

昇降機構つきの吊戸棚(ウォールユニット)なら毎度踏み台を持ってくる必要もありませんし、耐震ロックも付いているものがほとんどです。また電動昇降タイプなら安全に収納することができ、お年寄りや背の低い方でも安心して使えます。

【昇降タイプの吊戸棚を設置する場合の概算費用】
材料費6万~13万円 + 工事費2万~7万円
※幅750~900mmの吊戸棚を想定
※既設の吊戸棚からの交換、またはすでに下がり壁がある箇所への設置を想定。

何でもかんでも全部を新しくしてしまうだけがリフォームではありません。暮らし方や住まい方に応じて、必要な箇所だけ賢くリフォームすればとても楽しい我が家になるもの。上手にリフォーム計画を立てて、自分らしいキッチンを作り上げてみてはいかがでしょうか。


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