Q:「無垢材フローリングのリフォームは高い?」
無垢材フローリング
無垢材はその優しい風合いで人気があり、リフォームで採用されるケースも増えています。(画像提供:株式会社ウッドワン

フローリングのリフォームを考えており、現在リフォーム業者さんと打ち合わせをしているところなのですが、「無垢材は必ずしも高い訳ではないから」と無垢材フローリングへのリフォームを勧められました。私からしてみれば無垢材は「高くて手が出ない」というイメージがあるのですが、本当に高くないのでしょうか?

A:「無垢材は必ずしも高価なものではありません。無垢材と合板(集成材)のそれぞれの良さや性質を理解し、自分のイメージに近いリフォームを計画するようにしましょう。」
無垢材は天然木の風合いや住み心地の良さなどから高級品と思われがちですが、一般的な合板(集成材)フローリングと比べて大きな価格差が無いこともあります。大切なことは、無垢材と合板(集成材)の性質や特徴を理解し、自分のリフォームイメージや予算とよく照らし合わせながら検討することです。

無垢材は実は思うほど高くない!?

日本人ならば天然素材という言葉の響きに心が動いてしまうのではないでしょうか。リフォームにおいても無垢材を中心とした自然派の材料に人気が集まっています。天然木のシンプルな美しさと、家に住みながら森林浴を楽しんでいるかのような住み心地の良さに、無垢材を使ったリフォームに憧れる方も多くいらっしゃいます。

ですがやはり「天然」と聞くと、お値段が高そうという印象を持ってしまいがちです。では早速フローリングリフォームに使われる材料について、その費用相場を見てみましょう。

フローリング材の価格
【フローリングの材料価格】無垢材は必ずしも一番高い材料とは限りません。部材の性質を理解して、リフォームを検討することが重要です。

見ていただくとわかるように、確かに無垢材は普及品の合板に比べ、割高に思われます。しかし合板であっても、もっと価格の高いものもあるのです。

天然木の風合いや見た目から、非常に高価なリフォームであると思われている「無垢材フローリング」ですが、いくつかの弱点も持っています。

フローリングのキズ
ダイニングなどで使用するイスなどで床にはキズが結構付くものです。
一般的に「無垢材フローリング」と言われるのは、天然木の1枚板であり、木材の質感はすばらしい反面、湿度や温度によって反りやねじれなどが生じるため、長い年月の間に、フローリングの継ぎ目にすき間が目立ってきたり、床が浮いて見えたりということも起こりやすいのです。

また、住まいではイスを引きずったり、車イスやキャスターつき家具などを使用することもあって、表面をかなり傷つけることも少なくありません。そのため無垢材フローリングを使用するときには、上記のような点を十分理解した上で採用する必要があります。

次のページでは、フローリングを選ぶ時のポイントについてご紹介します