バランス良く見せる収納のコツ
本をたくさん収納できて機能的であれば問題ないかというと、やはり暮らす部屋でもあるので少々寂しいですよね。四角くて背の高い書棚だけをデスク周りに配置するといかにも殺風景。そうならないように一役買っているのが、デスク後ろの壁面収納です。おもに使用頻度のやや低い書類などを収納するキャビネット。ハードな印象のキャビネットと、オーディオ類はなじみがよいですし、それを壁面収納のナチュラルな棚板で適度に雰囲気を和らげている点がすばらしい! |
直角に曲げた持ち送り部材(ブラケット)を壁に取り付けて木の板を渡す、という方式の棚は、スウェーデンの伝統的な収納のスタイルだそうです。現代的でシンプルな家具に古いテイストのものをミックスすることで、無愛想な部屋になるのを避ける効果があります。
この壁面収納を作るに当たっては、まずキャビネットを置き、そこにオーディオ類をどう置くかを考え、高さを把握。それにぶつからないよう、また、バランスよく見えるようにして壁にブラケットを取り付け、棚を設置しています。ただ置くだけじゃなくて、使いやすいように配慮したことが一体感のある壁面収納を作り出しました。
最後はおまけページです。ラオルさんの部屋で見つけた小物2点をご紹介!