日本の住まいは大きく変わりました。その中で一番は何かと聞かれたならばそれはエネルギーを管理することができるようになったことだと思います。風呂、台所、囲炉裏等全て木材が熱源の時代もありました。それから時代と共に石炭、石油、ガス、電気と、熱源が変化してきました。特に電気は現代の生活に無くてはならない熱源になりました。それは、エネルギーを自由にコントロールすることによって快適さや豊かさが実感できることです。

その中でも特に床暖房は生活者に人気があり、新築する際にはとり入れたい設備機器の一つです。一般の温風暖房はどうしても暖かさが部屋の中央部あたりから天井面に集まるので足腰が冷たく感じられます。一方、床暖房は「頭寒足熱」で人の身体に最も理想的な暖房法であります。ホコリもたちにくく喘息やアレルギー体質の方にはとてもやさしい暖房です。

●コストについて
熱源は石油、ガス、電気等が多いようです。安全性、ランニングコスト、メンテナンス、価格等を考えて方式を選ぶ必要があります。
一番のお薦めは給湯による方式です。空気の乾燥も無く月々の費用が安いです。熱源が電気であれば深夜電力を使われるとランニングコストが安くなります。ただ、温水式はボイラーのメンテナンスに費用がかかることもありますので留意してください。次に、電気式です。なんといっても暖かくなる立ち上がりが早く安全性が高いのが良いです。電気代が多少かかりますが、本当に寒いのは12月~2月迄の3ヶ月位ですので、年間のランニングコストで考えたらかなり安いと思います。

●どの部屋につける?
床暖房はすべての部屋にする必要はありません。リビングやダイニングなど人の集まる所だけで良いのです。家具の置くスペースを考えてレイアウトすることです。高齢者のいる家族は浴槽の床に敷込みをしておくと、とても快適ですべり止めにもなります。湿気もとれカビの発生を防ぎます。浴室や洗面室はリビング・ダイニングと比べると室温差が生じやすい所であります。こんな所に注意されると良いでしょう。

■等感曲線

・室温と床温度のバランスが大切です。同じ温度でも床が冷たいと寒く感じ、逆に床が30度くらいあると室温が20度以下でも快適に感じられます。このバランスを表したものを「等感曲線」といいます。この曲線にあわせて床温と室温を調節することで、快適な室内空間にすることができます。ちなみに室温の快適範囲は16~23度ですので、これにあわせて床温を調節するのがベストでしょう。



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