~高温多湿-夏向きの家、ヒントは「開いた」家のつくり~
また、軒下には縁側がついていました。これは夏の強い熱気を直接室内に入れないための緩衝帯になっていました。また冬場には日向となるスペースであり、寒さを凌ぐための貴重な空間にもなっていました。現在の家は、家の「内」と「外」がはっきりとしており、縁側のような緩衝帯はありません。 一見無駄な様に見えるこのような空間が、本当の意味で豊かなスペースなのです。
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民家から学ぶ家づくりシリーズを3回にわたって解説していきます。1回目のテーマは「夏向きの家」。湿気の多い季節、どんな仕掛けがしてあるんでしょう。そして、そこから学ぶものとは?
~高温多湿-夏向きの家、ヒントは「開いた」家のつくり~
また、軒下には縁側がついていました。これは夏の強い熱気を直接室内に入れないための緩衝帯になっていました。また冬場には日向となるスペースであり、寒さを凌ぐための貴重な空間にもなっていました。現在の家は、家の「内」と「外」がはっきりとしており、縁側のような緩衝帯はありません。 一見無駄な様に見えるこのような空間が、本当の意味で豊かなスペースなのです。
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