外構は家庭をつくること

生活を豊かにするのは、空間や便利な設備機器ばかりではありません。建物周囲に植栽やテラスなどをどうつくっていくかという、エクステリアや外構の計画がとても大切になります。特に植物は人間の心に安らぎとうるおいを与えてくれます。家庭をつくるとは、「家と庭が一体になっている」と言う人もいるくらいです。

外構計画のポイント10項目

かつての外構は日本庭園に美学的な部分を強調させましたが、近年はもっと生活に身近で、機能的な使われ方を意識した計画をしている人がほとんどです。ここではエコロジーな視点も含めて、外構設計を考えてみましょう。

【考え方】
1.敷地に対して建物の配置をどう考えているか
2.夏の遮へい(特に西日)、冬の室内受照の工夫と対策
3.照り返しの防止方法は考えているか
4.降水量、積雪量を把握しているか
5.風の流れを読んでいるか
6.敷地の土にあった植生を考えているか
7.水の設計も取り入れるのか
8.ライフライン(上下水、ガス、電気、ケーブル)と植物の位置関係のチェック
9.道路、隣地の建物の高さ、窓の位置、屋外機などの位置を考慮して計画をしているか
10.敷地の1年の温度・湿度を調べて、冷暖房計画を立てているか


これら10項目の中でもっとも留意するポイントは・・・


◎敷地に対して建物の配置をどう考えているか

◎夏の遮へい(特に西日)、冬の室内受照の工夫と対策

◎風の流れは読んでいるか


この3つのポイントを踏まえ、しっかりと計画を立てることが外構計画ではとても大切です。外構計画は単に緑を植えることや、バーベキューコーナーを設けることだけではないのです。


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