金星が第12ハウスにある人の恋愛の傾向
柔らかなイメージで恋愛の理想像が広がるロマンチストなタイプの人が多い。
しかし、相手に合わせるやさしさを持っているので、自分の傾向を貫き通すことは少ない。
だから、思いの外、相手の恋愛観に振り回されすぎる傾向が強い。
そこで、付き合いが長くなってくると、ふと・・「わたしはこんな恋愛が本当にしたかったのだろうか?」と悩んでしまう。
実際、相手に対して寛大なので、相手の都合、リクエストにはほとんど逆らわず、その思いに答えようとする献身的なところがあり、最初はその献身的な姿勢そのものが自分自身でも愛する喜びと愛される理由に直結するので、問題は大きくないのだけど、徐々に相手がエスカレートしてくると、先ほどの疑問に悩まされてしまうことになる。
この状態に陥った原因は、相手だけに非があるわけではない。
理想としては、献身的な態度に真摯に応えてくれるパートナーとの出会い、があればすべて解決するのだけど・・・・
そのためには、入念に相手選びをする必要がある。
でも、基本的には相手選びの際にも、やさしさがあだになることが少なくなく、減点法で相手を評価することはあまりなく、加算法で相手の良いところを何とか導きだそうとする癖があるので問題は少しやっかいかもしれない。
■裏技
ファンタジックな夢を司る海王星の影響が強いので、生まれたときの海王星の星座に対して、運航中の火星が90度になるとき、招かざる客に振り回され付き合わされる結果へと流されやすいので、この時期に始まる恋愛は要注意である。