土星＆木星で見る　今後の人生の指針　パート２B(3ページ目)

■第１１ハウス
このハウスで起こる可能性のある顕著な変化は交友関係とその質、および交友そのものに関する個人意識の変化

●木星
上記項目の変化、もしくはその兆しによって、交友そのものが活性化し、場合によってはかなり様相を変える。概ね、これらは人生的に望ましい変化であると言って良い。個人意識の変化としては内に籠もりやすかった性格が外向的な物に様変わりするなど、精神に無理のない範囲で心の外的窓口が開かれていく。

未来へのポイント
基本的には将来の糧となる人脈の拡大の始まりとして、これらの変化を前向きに捉えておいて間違いはない。可能な限り、外向的な態度で自己アピールをしっかりと行いながら人生の駒を進めていくべき時期である。

●土星
上記項目の変化、もしくはその兆しによって、交友関係の整理整頓が必要とされる。自分にとって必要な交友・人間関係とはなんであるのか？じっくりと再考すべきときである。人生上のマイナス要素をもたらす・もたらしている人間関係を清算する決断をする必要があるかもしれない。

未来へのポイント
この時期、清算される人間関係はあなた自身があなたらしくあるために何らかのマイナス要素を孕んでいるものであることが多いので、結果を恐れず、何らかの形でそう言った関係に終止符を打つべきである。

■第１２ハウス
このハウスで起こる可能性のある顕著な変化は深層意識の変化・・・・「ふと、思いもかけず惹かれる何か・・・」

●木星
上記項目の変化、もしくはその兆しによって、これまであまり気にならなかったことに突然、興味を抱くようになる。この変化は物質的なこと・精神的なこと・恋愛について・異性の好み・性的志向などなど多岐にわたる。但し、本来潜在的にはこの変化は人生上プログラムされている物であるので、いわば木星がその変化のスイッチを入れるだけである。もちろん、場合によってはその秘められたスイッチが生涯ＯＮにはならないこともある。

未来へのポイント
この場合、感性をさらに豊かな物へと変化させるきっかけになる物事が多いので、前向きに受け入れるべきである。特にこの時期は感受性が高まり、これまで、あまり心を動かされなかったことにも感動しやすく、未知の領域への新たな興味が人生上の発展の元となる事も少なくない。

●土星
上記項目の変化、もしくはその兆しによって潜在的に秘められた、もうひとりの自分自身と遭遇する可能性がある。しかし、その存在は現在のあなたには受け止めきれない存在であるかもしれない・・・。そのもうひとりの自己とどのようにつきあうか？がこの変化の善し悪しを決める。

未来へのポイント
「魔が差した・・・」と言う表現があるが、気をつけなければこのような事態を呼び込み後々、後悔する事を経験するかもしれない。もし、この時期、大きな決定事項を抱えているなら、自分ひとりで決断せず、専門家か信頼の置ける友人に相談して助言を受け入れるべきである。