かに座の金星
水のエレメント*活動宮(カーディナルサイン)
特別な理由でもない限り、遊戯としてSEXを捉えることはまずない。ある種、古典的な理由によって営まれるべきSEX哲学は結婚などの社会状況に対して誠実。現代的にはSEX=子作りとまでは、さすがに行かないまでも心の芯で似通った旧モラルの声がちらほら聴こえ続かなくもない。ただ、この神話が何らかのきっかけで音を立てて崩れた後は自己的に新しいモラルを確立するまで荒れることが多い。
しし座の金星
火のエレメント*不動宮(フィックスドサイン)
形はどうであれ愛の証としてのSEXに忠誠を誓い、愛の華としてのSEXを体現する欲求にかられる。その心・技・体の3拍子が揃った、独自の心の王国にゲストとして相手を迎え入れる手法は本質的な理解を相手に負担させる。相互理解が得られない場合はSEXは支配と従属のみの魂の遊戯と化し、翻って冷酷な精神に支配され、特殊な志向を共有しあえない限り、愛の華は証しへと昇華することは難しい。
おとめ座の金星
土のエレメント*柔軟宮(ミュータブルサイン)
童話的に繊細で潔癖なSEX観念にとらわれやすく、自らの意思でメルヘンの森から抜け出すことは困難を極める。心の汚れに関する非情なまでの警戒心は自身でさえ制御しがたいかもしれない。心の安らぎとしての真のSEXをある種、未体験のまま生涯を終えることも稀ではなく、たとえ柔軟に対応できていたとしても表層部分でのみ反応する錯覚に可能性を埋没させている場合が少なくない。
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