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西洋占星術講座 2 ホロスコープ 1 ハウスって何?PART 1

今回からホロスコープについて勉強していきたいと思います。まずは、よく言われる「ハウス」に関する事柄から始めていきましょう。

執筆者:富永 隆光

ホロスコープ?って何…。ということに詳しくお答えする前にハウスについてお話してみます。その前に簡単にホロスコープについてもお話しておきましょう。

ホロスコープ
前回の〇〇座についての講座をご覧いただければ、個人の運命をみていく場合に例えば、個人の基本的運勢や性格を司る太陽の星座が同じ人は似たような人生を歩んでいくのか?という疑問にさしかかりませんでしょうか?特に他の惑星の星座とか知らなかったら、その疑問はもっと深くなるかもしれません…。
こういう私自身も小学生の頃は「西洋占星術(当時は星占いって呼んでいましたが)って12種類の星座でみーんな決まるってことは人間の種類が12種類しかないってことか…。そんなはずはないだろう」と思っていたものです。もちろん、ホロスコープなんて何のことかあることも知りませんでしたが…。また、逆に歳を取るにしたがって「はて?人間の基本的な種類??12種などなど」と考えていくと個人は個の数だけ存在するけど大きくそのタイプを分けて考えていくと、「人間の種類を大まかに12種にわけよ」と試験問題?(出るわけなさそうですが)みたいに尋ねられたら、果たして即座に答えを言えるかどうか自信がなくなりました。

人間って難しいです。

その運勢や運命を読み取ることはおそらくもっと難しいでしょうね。そこで、よりこの星占いを個人情報的に詳しくするためにホロスコープという概念が必要になってくるわけです。歴史的には逆かもしれませんけど…。難しい西洋占星術を一般に広めようと太陽星座のみで星占いとしたのか、元は古代、この時期に生まれた人はこんなタイプが多いとか言いながら、もっと詳しく調べていったのか?どちらでしょうね。どーも、後者のほうのような気がしますが…。真偽はニワトリと卵はどちらが先か?を考えるようなことになってしまいそうなので真偽は置いておきましょう。ただ、ニワトリと卵の問題においても このニワトリとその卵 と特定し、その卵をそのニワトリが産んだものか、そのニワトリが生まれてきた卵なのか?を特定すれば答えは簡単に出るわけです。要はニワトリ・卵など架空のイメージ的存在でなく実際に存在する ニワトリAとか卵B とかで考えていけば論理は空転しないと思います。いわば、この論理の空転をホロスコープという考えが西洋占星術から拭い去ってくれるといえなくもないでしょう。話がそれました。いわゆる、個人情報的運勢を西洋占星術で占うために必要なのがホロスコープであるということですね。
そのために、必要な個人情報は生年月日と生年時間と生まれた場所です。生年月日が同じでも時間が違えば性格も運勢も大変異なる場合が多いですし、場所によっても異なります。では、ホロスコープの第1歩、ハウスについてお話しましょう。
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